延岡市が創る新しい国際文化プログラムで世界とつながる
宮崎県延岡市から新たな国際文化プログラムが誕生しました。LunaTone Inc.とケーブルメディアワイワイが連携し、海外高校生と地元学生が共同で文化を発信する「Connect & Create NOBEOKA(コネクリ延岡):The Global Bridge Program powered by LunaTone Playable Creators Program」が始まります。このプログラムは、メタバース空間での文化交流と実際の映像制作ワークショップの2つのパートで構成されており、学生たちが地域の魅力を再発見し発信する機会を創出します。
プログラムの全貌
Part 1: メタバース文化交流プログラム
このプログラムの第一部は、2025年11月8日に開催されます。海外、主にインドと韓国から参加する高校生たちは、延岡市を模したメタバース空間を探索します。彼らは、青い鳥居がある港神社や延岡駅前、山下新天街といった市のシンボルを仮想空間で体験しながら、「延岡出口(メタバース脱出ゲーム)」や「延岡クイズ」などのゲームに挑戦します。これにより、異なる文化や言語を持つ学生同士の協力や対話が生まれるのです。
このプログラムは、令和6年度に茨城県で実施された「Metaverse Study Abroad」プログラムの延岡版であり、LunaToneが推奨する「遊びながら学ぶ」教育手法を応用したものです。これを通じて、学生たちは言葉の壁を越え、楽しく自然な形で国際交流を進めることができます。
Part 2: 映像制作ワークショップ
続く第二部は、2026年の3月9日から13日にかけて実施されます。この期間中、海外の高校生は延岡を訪れ、地元の学生と共にショートムービーを制作します。学生たちはプロセスを通じて、オリエンテーションからロケーションハンティング、脚本作成、撮影、編集、そして成果発表会まで一貫して参加します。参加者は「自分たちの目に映る延岡」というテーマで作品を作り、その過程で地域の美しさや魅力を新たな視点で引き出していきます。
映像制作の指導は、ケーブルメディアワイワイの専門家によって行われ、最新の技術や機材を使った実践的な撮影や編集技術が学べます。最終日には、地域の関係者や教育者を招いた発表・交流会も行われ、完成した作品が大画面で上映される予定です。
本プログラムの意義
このプログラムには、延岡の豊かな自然と文化を体験した海外の若者が、自らの視点で地域を表現する機会を提供するという大きな意義があります。彼らの映像作品は、地域住民にとっても「自分たちのまちを再発見する鏡」となり、延岡の魅力を新たに理解するきっかけとなります。
目指す未来
LunaToneはこのプログラムを通して、延岡市で新たな国際交流の形を創出し、若者たちによる地域文化の再解釈と発信を促進します。また、waiwai PLAY LABを国際文化の拠点として育て上げ、多様な文化との交流を推進することも目指しています。
LunaToneのビジョンは、ゲーム、eスポーツ、メタバースを通じた革新を進めることで、地域社会を活性化し、次世代のデジタルエンゲージメントの未来を切り拓いていくことです。