コロプラが導入したポイント型福利厚生「miive」の全貌と成果
株式会社コロプラは、福利厚生プラットフォーム「miive」の全社導入を発表しました。この新しい取り組みは、同社が掲げる「エンターテインメントで日常をより楽しく、より素晴らしく」というミッションに基づいています。コロプラは、自社のクリエイターを中心に従業員が安心して働ける環境を目指しており、これまでもユニークな福利厚生を提供してきました。
導入の背景
コロプラは、社員が長く働き続けることができる職場づくりに努めており、クリエイターの特性を考慮した福利厚生制度を整備しています。従業員の約8割がクリエイターであるため、高級オフィスチェアやマッサージ師の施術など、快適な環境を提供してきました。しかし、自己研鑽支援やコミュニケーションの活性化については課題が残っていました。
そこで、「クリエイターファースト」をコンセプトに、miiveを導入し、福利厚生の再設計を行ったのです。これにより、従業員の自己成長やチームワーク強化に貢献することが期待されています。
取り組みの内容
コロプラでは、miiveを通じて以下の三つの福利厚生制度を提供しています。
1.
プロフェッショナルトレーニングサポート: 従業員の自己研鑽を支援するため、ゲーム購入費、サブスクリプションサービスなどに利用できるサポート制度を設けています。
2.
チームワークサポート: 懇親会や飲食に利用でき、社員同士のコミュニケーションを活性化することを目的としています。VISA加盟店での飲食が対象となります。
3.
フィジカル・メンタルケアサポート: 健康促進を目的とし、ジムやマッサージ、育児グッズの購入などにかかる費用を支援します。
成果と利用状況
導入後の半年間で、福利厚生制度の利用率は91%を達成しました。具体的には、平均月次利用率は86.2%、月間利用件数は約4,000件となり、日常的に使用される福利厚生としての役割を果たしています。
さらに、社内交流イベントは約2,000件(277件/月)行われ、チームワークを深める機会が増加しました。従業員からは「自己投資に使える制度はありがたい」「コミュニケーションの機会が増えた」といった声が寄せられています。
ご担当者のコメント
人事戦略部の北村主税部長は、miiveの導入によって従業員の自己研鑽やコミュニケーション活性化が実現でき、社内の繋がりがさらに強くなったと述べています。小澤泰山様も、カフェテリアプランの高い利用率について、miiveのサポートを評価しました。
コロプラとmiiveの今後の展望
コロプラは、今後も福利厚生をアップデートし続け、従業員が安心して長く働ける職場環境を整えていく方針です。また、miiveは全国で利用可能なポイント型プラットフォームとして、他社との差別化にも寄与しています。これにより、社員満足度の向上を図り、さらなるエンターテインメント事業の発展に繋げていくことでしょう。