トゥモローゲートがメタバースで新たな採用説明会を開催

新たな採用手法の登場

トゥモローゲート株式会社が、2025年9月29日（月）に「メタバース採用説明会」を開催します。本イベントは、世界的なゲームプラットフォーム「Roblox」を利用し、Z世代の求職者に新しい採用体験を提供するものです。これまでにもユニークな採用企画を展開してきた同社が、さらなる革新を目指して挑むこの採用スタイルは、どのようなものでしょうか。

Z世代の求職者が抱える課題

近年、特にZ世代の求職者において内定辞退率や離職率が高い傾向が顕著です。インディードリクルートパートナーズが発表したデータによると、2025年卒の内定辞退率は63.8%にも達しています。これには、企業文化や職業の実態に関する情報の不足が大きな要因として挙げられています。新卒・中途を問わず、求職者は自分に合った企業選びを重視しており、従来のオンライン説明会だけでは十分な理解が得られない現状があります。

メタバース採用説明会の狙い

そこで、トゥモローゲートはオンラインとリアルの融合に着目し、メタバース空間での採用説明会を企画しました。Robloxは、月間アクティブユーザー数が3億8000万人を誇るプラットフォームであり、特にZ世代の利用者が急増しています。この環境を活用することで、求職者は企業のオフィスを自由に巡回しながら、実際の企業文化を体感できる機会が得られます。

Robloxの魅力

- スマホ・PC・タブレットからアクセス可能
- 3Dアバターを使った没入感のある体験
- リアルタイムでの双方向コミュニケーションが可能
- ゲーム感覚での楽しい参加体験

このように、Robloxを用いた採用説明会では、参加者自身が企業文化を「体感」できる仕組みが整っています。さらに、参加者は匿名で本音を話しやすい環境が提供されるため、より率直なコミュニケーションが期待できるのです。

トゥモローゲートワールドについて

トゥモローゲートの大阪本社がRoblox内に再現される「トゥモローゲートワールド」では、リアルなオフィスの雰囲気を再現しつつ、滑り台やBARといったユニークな要素も設けられています。これもまた、求職者が楽しみながら企業理解を深められるよう工夫されています。全国どこからでも参加できるため、地域の多様な人材を引き寄せることも目指しています。