株式会社Vが運営する横須賀のデジタル教育プログラム
このたび、株式会社Vが神奈川県横須賀市の主催による教育プログラム「YOKOSUKAみらいデジタル教室」の運営に参画することが発表されました。このプログラムの目的は、地域の小中高生に対してデジタル技術を活用した探究学習の機会を提供することで、より広い視野を持った次世代の育成を目指しています。
本プログラムは、横須賀市が推進する「eスポーツ・メタバース事業」の一環として様々な団体と連携しています。特に、NASEF JAPAN、monoDuki合同会社、株式会社イトナブと協力のもと、さまざまなデジタル体験を提供します。ここのカリキュラムは、参加者が楽しみながら学び、興味を持つことができる内容が豊富です。
体験型学習「ニジクラ」
プログラムのハイライトの一つが、マインクラフトを用いた探究ワークショップ「ニジクラ」です。これは、子どもたちがマインクラフトの世界で自分たちのアイデアを形にし、世界遺産を作り上げるという挑戦的な内容です。この体験会は、NASEF JAPANが開発したオリジナル教材を使用して行われ、メンターとしてマインクラフト教育のプロであるタツナミ シュウイチ先生が監修しています。
「ニジクラ」体験会の詳細
- - 日程: 午前の部 10時~12時 /午後の部 14時~16時
- - 対象: 市内在住または在学の小学4年生~中学3年生
- - 参加費: 無料
参加者には用意されたPCやアカウントを使って体験を楽しんでもらうため全ての準備が整っています。筆記用具だけ持参すれば、すぐに活動を始められます。ワークショップは、調査、制作、発表という三つのステップで進行し、参加者の主体性やコミュニケーション力を育むことを目的としています。
3Dスキャン体験会とAI作曲ワークショップ
「YOKOSUKAみらいデジタル教室」では、他にも多様なデジタル体験を提供しています。例えば、3Dスキャン技術を学ぶ体験会が三笠公園で行われ、参加者はスマートフォンを使って身近なものをデジタル化します。この体験により、学んだスキャンデータをメタバース空間で共有し、デジタルと地域社会が結びつく新しい価値を探求できます。
さらに、AIを活用したモーションキャプチャー体験も実施します。ここでは、参加者が自分のアイデアをもとにAIが作曲した音楽に合わせて、オリジナルのミュージックビデオを作成します。このプログラムはチームワークや創造力を育む内容となっており、特に高校生には動画編集の実践を通して自己表現力を高める機会を提供します。
講座への参加申し込みと詳細
参加希望者は事前に申し込みが必要で、すべての体験会は先着順で受け付けられます。保護者の同伴も可能で、キャンセルは前日までに手続きを済ませる必要があります。詳細な申し込み方法やお知らせは、Peatix(電子チケットシステム)で確認することができます。
この取り組みを通じて、株式会社Vは次世代のデジタル人材を育成するために地域貢献を積極的に進めており、テクノロジーの進化によって変わる未来に向けて、子どもたちが挑戦する場を提供し続けます。横須賀市と共に、教育の新しい形を模索する株式会社Vの今後の展開に期待が寄せられます。