カヤック、ハイパーカジュアルゲームが15億ダウンロード突破
株式会社カヤックが手掛けるハイパーカジュアルゲームの累計ダウンロード数が、2025年8月14日に全世界で15億を越えました。この道のりは、累計10億ダウンロードを達成してから1年半弱という、過去最速のペースでの成長を見せています。これにより、カヤックはハイパーカジュアルゲーム市場で確固たる地位を築いています。
成功の要因
この15億ダウンロード達成の背後には、いくつかの重要なポイントがあります。
1.
広告運用ノウハウの成熟化
カヤックは独自の開発と運用ノウハウを駆使し、広告収益の最大化を実現してきました。ダウンロード数の増加が事業成長に直結することで、持続可能な収益モデルが確立されています。
2.
ロングセラーと新作の両立
代表作である「Park Master」は、リリースから約5年を経て2億ダウンロードを達成。安定した収益基盤を構築するロングセラーが多数存在することは、カヤックの強みといえます。
3.
多様な人材による革新
社内の多様な人材が新しい発想を生み出し、チーム全員が協力して改善を重ねる「全員参加」の文化が定着しています。このアプローチが、ヒット作を生み出す原動力となっています。
ロングセラーと新作の融合
カヤックのハイパーカジュアルゲームは、2019年11月にリリースした「Park Master」を皮切りに、誰でも簡単に楽しめるスマートフォン向けのゲームを展開してきました。ハイパーカジュアルゲームは、簡単な操作と短時間で楽しめることが特長で、ユーザーは無料で楽しむことができます。カヤックは独自のデータ分析基盤を活用し、ゲームのポテンシャルを事前に計測。顧客生涯価値(LTV)や顧客獲得単価(CPI)など厳しい基準に合格したタイトルのみが開発され、リリースされる理念を持っています。
短命なタイトルが多い中で、「Park Master」は4年10ヶ月での2億ダウンロードの達成は特筆すべき成果です。
さらに、新しいアイデアを持つ人材が続々と加わり、過去1年半で18作品もの新作がリリースされました。一例として、2024年の新卒社員が手掛けた「Kissing Now」や「Jetpack Master」は共に1000万ダウンロードを達成。また、最近リリースされた「Grapple Hook Hero」は、配信から1ヶ月で200万ダウンロードを記録し、新たなヒットを産んでいます。
ハイパーカジュアルゲームチームの思い
カヤックのハイパーカジュアルゲームチームは、15億ダウンロード達成についてこうコメントしています。「私たちのゲームが世界中で楽しんでいただいたことに感謝しています。これからも『面白くはたらき、面白いものをつくる』という理念を大切にしつつ、AIの導入により新しいチャレンジを続けていきます。今後も面白いゲームを追求し、皆様に新しい体験を提供することを目指します。」
カヤックは、独自の発想力や企画力を活かし、ゲーム業界に革新をもたらす企業として引き続き成長し続けるでしょう。今後の展開に期待が高まります。