学研とKiddiHubがハノイで実施した「STEAM ARENA 2025」
2025年5月24日、ベトナム・ハノイにて、学研ホールディングスとKiddiHub社が共催した幼児向けSTEAM教育イベント「STEAM ARENA 2025」が行われました。このイベントは、幼児向けのSTEAM教育プログラム「Gakken STEAM Program(GSP)」の導入園を対象に、園児たちの成果を発表するためのものです。
Gakken STEAM Program(GSP)の紹介
GSPは、3歳から6歳までを対象にした教育プログラムで、サイエンス、プログラミング、数学に関する内容を週1回提供しています。指導は、KiddiHub社の専門コーチまたは研修を受けた教員によって行われ、論理的思考力や問題解決能力など、現代社会を生き抜くための重要なスキルを育むことを目指しています。これまでに214の幼稚園がこのプログラムを導入し、多くの子どもたちが学びを深めています。
成果発表会の内容
イベントには、ハノイ市を中心とした33の園から142名の園児と、200名以上の保護者が参加しました。園児たちは、1年間の学びを通じて得た知識を基にクイズに挑戦し、その思考力や発想力が試されました。保護者からは、子どもたちが楽しみながら課題を克服する姿に温かい拍手や歓声が上がり、彼らの成長を目の当たりにする貴重な機会となりました。
このイベントはまた、他の日本企業との交流やネットワーキングの場にもなり、多くの企業が、教育を通じて地域社会とのつながりを深めることを目指しています。ヤマハ・ミュージック・ベトナムやさくらスポーツアカデミーなど、異なる分野の企業も参加し、スポンサーとしてブースを出展。彼らは、音楽やスポーツ、安全といったテーマで子どもたちとの交流を図り、教育に対する関心を深めました。
教育界からの反響
KiddiHub社のCEO、Vu Van Tung氏は、「STEAM ARENA 2025が、子どもたちの創造力や協調性、探究心を発揮する場となった」と振り返り、成功の背後には保護者や教育関係者の支えがあったと感謝の意を表しました。このようなイベントは、教育関係者と企業が連携し、地域社会に貢献する機会を提供しています。
まとめ
GakkenとKiddiHub社の連携により、ベトナムの教育環境は着実に変革を遂げています。今後も、こうしたオフラインイベントが年数回開催される予定で、地域の教育における新たな価値創造が期待されています。興味のある企業は、ぜひKiddiHub社にコンタクトを取り、さらに豊かな教育コンテンツの提供に努めていただきたいと思います。子どもたちの未来を共に支え、育てていくために。