株式会社イノビオットが、2025年3月1日付けで社名を「株式会社miraii」に変更し、新たなスタートを切ります。これに併せて、千葉市から東京都中央区八丁堀へ本社を移転することが発表されました。この社名変更は、同社のインタラクティブ教育プラットフォームの進化を示す重要な一歩となります。
イノビオットは、2018年の設立以来、親子1万組の登録を誇るインタラクティブ教育プラットフォームを運営してきました。「今」の成長を促進し、「未来」の可能性を広げることを目指し、独自のアプローチで子どもたちの教育を支えています。「なりたい自分」を見つける手助けをすることで、将来のキャリア形成や自己肯定感の向上を図っています。
教育の分野においては、ここ数年で様々な変化が起きています。特に日本では金融教育に対する理解度がまだまだ低く、調査によれば、金融教育を受けたことがあると認識する人の割合は7%で、アメリカの20%に大きく差をつけられています。また、デジタル技術の進展により、新しい職業が続々と登場しているにもかかわらず、これに対応した教育が行き届いていない現状があります。このような状況を受けて、miraiiは新しい教育モデルを構築し、遊び心を持った学びを促進することで、子どもたちが自立した経済人に成長できるよう支援を行います。
今後展開する「みらいいパーク」では、約50種類の仕事体験ができるコンテンツを提供予定です。これにより、実際の仕事を体験することで視野を広げ、「なりたい自分」を見つけ出す力を養います。また、親向けのライフプラン支援アプリ「みらいいコンシェル」や、オンラインスクール「みらいいアカデミア」など、さまざまな事業を通じて個性教育やキャリア教育を推進していく方針です。
例えば「みらいいアカデミア」では、プログラミングスキルや金融リテラシーを養う独自のカリキュラムを構築しており、これに基づいた教育は98.6%の継続率を誇ります。この高い満足度は、親子からの喜びの声に裏打ちされています。また、「みらいいメディア」では子育てや教育に関する情報を発信し、保護者の支援にも力を入れています。
miraiiの代表、福田紘也氏は、「2028年までに100万人の子どもたちに個性を社会とつなげる機会を提供することを目指しています」と述べ、今後のビジョンを明言しています。子どもたちがそれぞれの特性を活かし、未来に向かって成長するための環境作りに全力を投入するといいます。
株式会社miraiiは、今後も教育の最前線で努力を続け、未来を担う子どもたちの可能性を広げる活動を展開していくことでしょう。教育の革新を進める同社の今後の動きには、目が離せません。