FENNEL EMS体験プロジェクト
2025-11-28 12:35:55

プロeスポーツチーム「FENNEL」が新たに始動するEMSプロジェクトとは

プロeスポーツチーム「FENNEL」が新たに始動するEMSプロジェクトとは



プロeスポーツチーム「FENNEL」を運営する株式会社Fennelが、株式会社オープンアップグループと共同で、eモータースポーツに関する新プロジェクト「EMS体験セット提供プロジェクト」を始動します。このプロジェクトの主な目的は、若年層にクルマの魅力や運転の楽しさを体験を通じて伝え、彼らを未来のドライバーへと育てることにあります。

プロジェクトの背景と目的



近年、若者の運転免許保有率や自家用車保有率が低下する「クルマ離れ」が進行しています。FENNELはこの問題に対し、TOYOTA GAZOO Racing所属であり、eモータースポーツのリアルとバーチャルを行き来する“二刀流ドライバー”である大湯 都史樹選手を迎え、EMS部門を新設しました。これにより、リアルレースにおける経験とeモータースポーツの発信力を組み合わせ、若者と自動車産業を結びつける新たな手法を模索しています。

プロジェクトが掲げる「EMS体験セット」は、高度なSIMレーシング環境を提供し、学校や自治体、企業などに無償で貸与されます。この取り組みにより、参加者が運転の楽しさやモータースポーツの魅力に触れる機会を増やし、将来のドライバーや自動車関連人材の裾野を広げることを目指しています。

第一弾施策の詳細



プロジェクトの第一弾として、2025年11月29日(土)と30日(日)の2日間、宮城県にあるスポーツランドSUGOで特別な体験ブースが設置されます。このブースでは、PlayStation®5用ソフト『グランツーリスモ7』を使用したeモータースポーツを体験できます。

ブース内には、Fanatec製の高精度シミュレーターが2台設置され、友人同士や家族と対戦することも可能です。さらに、当日は大湯選手によるデモ走行や簡易コーチングも行われ、来場者にはプロの視点から運転の楽しさを味わってもらえる機会が提供されます。

プロジェクトを支えるパートナーたち



本プロジェクトには、シミュレーション技術のパイオニアであるFanatecと、同ブランドの国内正規代理店として活躍する株式会社ゼンカイレーシング(ZENKAIRACING)が技術協力と機材提供を行います。Fanatec製のデバイスは高精度なフォースフィードバックを提供し、多くのプロレーサーからも絶大な支持を受けている実績があります。

ZENKAIRACINGは、シミュレーターの設計や保守、さらには大湯選手のトレーニング環境の構築にも携わっており、プロジェクトを通して強固なパートナーシップを築いています。

未来に向けた展開



スポーツランドSUGOでの第一弾施策を契機に、「EMS体験セット提供プロジェクト」は全国各地での展開が期待されています。この取り組みを通じて、eモータースポーツの魅力を広めることはもちろん、若者たちが運転に興味を持ち、自動車業界の未来を築いていく一助となることを願っています。

FENNELを通じて、今後の運転の楽しさを多くの人々に届けるこのプロジェクトから目が離せません。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: eモータースポーツ FENNEL EMS体験セット

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。