宇宙が創造する革新の場:NASA Space Apps Challenge Ube 2025
2025年10月4日から5日にかけて、山口県宇部市で開催される「NASA Space Apps Challenge Ube 2025」。これは、宇宙や地球環境に関するオープンデータを活用し、問題解決を目指すグローバルハッカソンイベントです。特筆すべき点は、従来の形式に加え、VRプラットフォーム「Resonite」を利用したバーチャル会場が設立されることで、参加者はリアルとバーチャル両方の環境でアイデアを具現化できます。これまでにはないハイブリッド形式のハッカソンイベントに、多くの注目が集まっています。
イベントの概要
本イベントは、NASAが提供するオープンデータを使用し、参加者が設定されたテーマに従って2日間で開発を行います。関心がある方は、現地での参加(定員20名)またはVRでの参加(5チーム)を選ぶことができ、参加費は無料です。現地会場は「うべスタートアップ」には無線LANと電源タップが完備されており、開発に必要な機材を持参することでスムーズに作業が進められます。また、近くにはコインパーキングも完備されており、参加者には無料駐車券が配布されます。
開催スケジュール
Day 1
- - 10:00〜 会場オープン
- - 10:30〜 オープニング・イベント概要説明
- - 11:00〜 アイデア決め・チームビルド(現地のみ)
- - 12:00〜 昼休憩
- - 13:00〜 開発タイム開始
- - 17:00〜 中間発表
- - 19:00〜 懇親会
- - 20:00 各自好きな場所で開発
Day 2
- - 10:00〜 2日目スタート
- - 12:00〜 昼休憩
- - 13:00〜 開発タイム
- - 15:00〜 作品提出
- - 16:00〜 最終発表
- - 18:00〜 表彰式・閉会
- - 20:00 現地会場撤収
開発テーマ
今年のハッカソンでは、NASAが提示した18個のテーマの中から1つを選び、参加者は自由に挑戦できます。地球環境、宇宙探査、データ可視化など、広範なテーマが用意されており、VR会場向けのテーマも増えています。特に3Dリソースも公開されているため、技術志向の参加者にとっては、革新の機会が待っています。
興味のある方は、事前にテーマを討論するライブ配信も行われており、詳細な情報はYouTubeチャンネルにて確認できます。
VR会場の特性
開催プラットフォームである「Resonite」は最新のPCVR環境で、多彩な共同開発機能を兼ね備えています。このデジタルユニバースでは、参加者がセッションを行ったり、他のクリエイターと共同でプロジェクトを進めたりすることができます。従来のハッカソンとは一線を画す体験を通じて、参加者同士の交流や新たな発想が生まれることでしょう。
参加方法
参加希望者は、宇部会場公式サイトからの申し込みが必須です。特にVR会場で参加する場合は、事前にチーム登録が必要です。VR会場では、参加者がオンラインで発表し、グローバルノミニーが選出される仕組みも整っています。各チームが制作した作品は、NASAの技術者や研究者によって審査され、最終的にはグローバルアワードが授与されます。
お問い合わせ
何か不明な点があれば、公式Discordサーバーで質問するか、主催のCode for Yamaguchiへの連絡をお勧めします。
この画期的なイベントへの参加を通じて、あなたも宇宙開発に一歩踏み出してみませんか?
このように、一つのハッカソンが新しいクリエイティブな運営形式を取り入れることで、全国の技術者やクリエイターの熱意を引き出しています。未来のアプローチが、ここ宇部市からスタートします。詳しくは公式サイトをチェックし、参加を検討してみてください。