第7回Minecraftカップ開催概要
2025年度の第7回Minecraftカップが間もなく始まります。今回のテーマは「未曾有の災害から人類の命をまもれ!〜レジリエンスを備えたまちづくり〜」。このテーマに基づき、高校生以下の子どもたちが「教育版マインクラフト」を使用して制作した836点の作品が集まりました。
運営委員会によると、今年は過去最多の21,577人がエントリー。阪神・淡路大震災から30年、戦後80年の節目となる2025年に向けて、防災や気候変動、戦争といった予期せぬ事態に対応するための「未来のまち」をテーマに、2つの部門で作品を募集しました。これには「たてもの部門」と「まちづくり部門」があり、各部門とも創造的なアイデアが求められています。
コンテストの流れ
9月12日から始まるオンライン投票では、Minecraftカップの会員登録をしている方なら誰でも参加可能です。それにより、マイクラ好きな子どもたちのアイデアに満ちた作品を閲覧し、評価するチャンスが得られます。投票は9月18日までに行われ、その結果がどう進展するのか、今から楽しみです。
各部門の詳細
- - まちづくり部門 では、「レジリエンスを備えたまちをつくろう」というテーマに基づき、未来の街のデザインを考えます。住民が安心して生活できるための防災対策や復興のアイデアが求められています。
- - たてもの部門 では、「レジリエンスを備えた建物をデザインしよう」というテーマで、地域の防災対策を念頭に置いた建物の設計に挑むことになります。
今回の大会にはオリジナルの「防災ワールド」が使用され、台風、洪水、地震、津波、土砂災害など5つの災害が想定されています。参加者は4つのエリアの中から1つを選び、そのエリアが直面するリスクと防災策を考慮に入れて作品を制作します。
地区大会とオンライン投票
予選後、条件を満たした作品は「たてもの部門」が書類審査に進出。「まちづくり部門」は、11月1日から行われる地区大会へ参加することになります。地区大会は14地区に分かれて行われ、その様子は大会のYouTubeチャンネルで後日公開される予定です。
Minecraftカップの意義
Minecraftカップは単なるコンテストに留まらず、子どもたちが創造性を発揮し、問題解決スキルを養う場として位置付けられています。日本のデジタル教育の環境において、参加者は新たな可能性への挑戦を通じて成長する機会を得ています。
過去の研究によると、大会に参加した子どもたちは、創造的態度や問題解決能力が向上する傾向が見られることが明らかになっており、将来を見据えたスキルの習得に寄与しています。
参加方法と会員登録
オンライン投票や作品の確認、各部門の詳細については、Minecraftカップ公式サイトを参照してください。会員登録は簡単にできますので、自分の好きな作品をぜひ応援してみてください!
会員登録はこちら
まとめ
第7回Minecraftカップは、未来に向けた創造的なまちづくりのアイデアを競い合う貴重な機会です。災害に強い社会を築くための子どもたちの情熱が、どのように表現されるのか、今後の展開が大変楽しみです。ぜひ、多くの方にご参加いただき、投票していただきたいと思います。