新たな「Fortnite」の世界に京都が登場
2023年3月18日に、人気ゲーム『Fortnite』に新たなマップが登場します。タイトルは「京都」と名付けられ、これは京都市が民間企業と連携して実現したコンテンツです。特に、若い世代に京都の伝統的な製品を知ってもらうことを目的としており、京都の魅力をゲームを通じて発信する試みです。
「小道具かくれんぼ」とは?
この新しいマップのジャンルは「小道具かくれんぼ」です。プレイヤーは、小道具チームとハンターチームに分かれ、京都の伝統的な名所、特に二年坂や産寧坂を模したステージで隠れんぼを楽しむことができます。小道具チームは、京扇子や京和傘、京焼・清水焼、提燈など、実際の京都の伝統産業を反映したアイテムに変身し、巧みに隠れます。
ハンターチームはその小道具を探し出す役割を担いますが、どのアイテムがプレイヤーかもわからないため、サーチする楽しさは倍増します。隠れている間に、京都の歴史や文化に触れることができるのがこのマップの特徴なのです。
利用方法と参加方法
利用方法は非常に簡単で、マップの島コード「5131-2512-2770」を入力することで参加できます。利用料金は無料なので、誰でも気軽に楽しむことができます。待機するロビー内では、京都の伝統産業製品を紹介する展示があり、プレイヤーはここでさまざまな製品を視覚的に学ぶことができます。
Cre8tFunの魅力
このマップは、Fortniteメタバースに特化したゲームスタジオ「Cre8tFun」が手掛けています。Cre8tFunは、「創る×楽しさで世界を拡張する」というミッションを掲げ、多彩なメタバースコンテンツを企画し、開発しています。彼らは「BABY RUN!!」や『NEON CITY』といった斬新で楽しいゲームを通じて、世界中のプレイヤーから高い支持を得ています。
同社は、Fortniteを中心にしたユニークな体験を提供し、新たな市場を開拓している企業です。その成果として、プレイヤー数は600万人を超え、累計プレイ数は1,140万回に達しています。
今後の展望
京都の文化を感じさせる「かくれんぼマップ」は、単なるゲームとしてだけではなく、観光PRの一環でもあります。『Fortnite』によって広がるこの新しい試みが、どれだけの人々に京都の魅力を伝えることができるのか、今から楽しみです。ゲームが持つ力を活かした素晴らしいプロジェクトとして注目が集まることでしょう。
興味がある方は、ぜひ実際に参加してみて、京都の伝統産業製品に触れてみてはいかがでしょうか。