高齢者と子どもが共に楽しむ「金子e運動会」が始動！クラウドファンディングで支援呼びかけ

高齢者と子どもが共に楽しむ「金子e運動会」が始動！

入間市の金子地区で新たな地域活性化プロジェクトが始まります。それは、高齢者と子どもたちが一緒に楽しめる「金子e（いい）運動会」。2026年の夏に開催されるこのイベントは、地域の区長会が企画したもので、ゲームを通じて世代間の交流を深めます。2023年10月27日から12月19日まで、クラウドファンディングを通じて目標金額35万円を目指し、資金を募っています。このプロジェクトは、市が推進する「市民提案型CF」の第一弾です。

クラウドファンディングの詳細

「金子e運動会」のクラウドファンディングは、寄付者が定めた金額に到達しなければプロジェクトは成立しない「All or nothing方式」です。募集金額は300,000円で、eスポーツ関連の機材を購入するための費用が含まれており、具体的には以下の用途があります。

- eスポーツ機材購入費：10万円
- eスポーツコーナー設置費用：15万円
- イベント運営費など：10万円

このプロジェクトは、金子地区の交流の場を広げることを目的としており、地域の方々が一体となり、運動会の内容やゲーム種目についての意見を出し合っていく予定です。

プロジェクト開始の背景

金子地区は、近年自治会加入率が大幅に減少し、地域イベントへの参加者も減少するなどの問題を抱えています。2023年1月には、「eスポーツ×まちづくり」をテーマにした講演会が開かれ、参加者の9割以上がeスポーツイベントを希望すると回答しました。この反響を受けて、区長会では「金子e運動会」を企画し、世代を超越した交流の場を提供することを目指しています。

eスポーツによる世代間交流

このイベントでは、単なる勝負を超え、「人とつながる」ことを主眼に置いています。高齢者も子どもも一緒に笑顔で楽しむことで、世代間の絆を深め、地域の元気を取り戻すことが期待されています。このような取り組みは全国的にも珍しく、多世代交流の促進として注目を集めています。

地域の未来を見据えて

入間市は、自然豊かな茶文化の背景を持つ都市であり、地域のつながりを保ちながら現代的な要素を取り入れたまちづくりを進めています。「金子e運動会」は、その一環として、新しい形で地域の活性化を図るものです。実行委員会を立ち上げ、地域住民とともに楽しむイベントの実現を目指します。

実施主体者のコメント

金子地区区長会会長の三木敏正氏は、「eスポーツがこれほど楽しみであるとは思わなかった。身体を動かす要素もあり、世代間の交流に活かせそうだ」との期待を語っています。この新たなプロジェクトは、地域の活動に新しい風を吹き込むことを目指しています。

皆様のご支援をお願いします

入間市金子地区は、かつての活気ある地域としての姿を取り戻すため、「金子e運動会」へのご支援を広く呼びかけています。多くの方々にご参加いただき、高齢者とこどもが共に楽しむこの素晴らしいイベントを紡ぎ出しましょう。クラウドファンディングの詳細は、CFサイトを通じてご確認いただけます。皆さまのご支援を心よりお待ちしております。