アバターが作り出す新たな集中空間、『gogh』が快進撃
株式会社ambrが手がけるアバター集中支援アプリ『gogh(ゴッホ)』が、PC版ゲーム『gogh: Focus with Your Avatar』で20万本を突破し、モバイル版も200万ダウンロードを超えるという快挙を成し遂げました。このニュースは、特に学生やクリエイターに支持されているこのアプリのさらなる成長を示しています。
Steam版の進化
『gogh』のPC版には、先日行われた大規模アップデートで「マルチプレイ機能」が追加されました。この機能は、他のユーザーが作成した部屋に参加し、一緒に作業をすることを可能にするもので、特に多くのユーザーから歓迎されました。公開直後には、作業配信や部屋づくり配信も急増し、マーケット内での注目度が高まっています。特に、Steamレビュー数が2,500を超え、その91%が「非常に好評」と評価されています。
この「マルチプレイ機能」の導入により、販売本数が一気に3倍に増加したと報告されています。オータムセール中には、多くのユーザーから「圧倒的好評」を得るなど、すでにその需要の高さが伺えます。また、Steam版は海外ユーザーの比率が75%を超え、グローバルに人気を誇っています。
モバイル版での躍進
一方、モバイル版の『gogh』も、その人気が衰えることはありません。2024年7月の公開からわずか1年2ヶ月で、全世界で200万ダウンロードを達成しました。こちらはオーガニック流入のみで達成された数字であり、現在もユーザー数は増加し続けています。最近のアップデートでは、日本を代表するお茶ブランド『綾鷹』とのコラボ企画が開始され、さらなる注目を集めています。
ユーザーの作業集中時間も注目です。実際に、goghの利用者は平均で1日約1時間30分にわたりアプリを使用し、自分の作業や勉強に集中しています。この「Focus on Your Life」というgoghのブランドメッセージのもと、ユーザーは満足のいく集中時間を生み出しています。
クリエイティブな環境を自分で構築
『gogh』の魅力は、ユーザーが3Dアバターをカスタマイズでき、独自の3Dルームを構築できることにあります。これにより、自分自身の作業環境を愛着を持てるものに仕上げることが可能となり、特にZ世代の若者たちの間で高い人気を誇っています。
また、PC版についても、ユーザーからの要望に応え、2025年4月30日にSteamにて発売されました。モバイル版からの移植に加えて、共に作業できる「マルチルーム」機能など、独自の機能が多数搭載されており、クリエイターやイラストレーターの作業環境の向上に貢献しています。
ambr社のビジョン
株式会社ambrは「The World Is a Playground.」をビジョンに掲げ、仮想世界を舞台にした新しいプロダクトやゲーム開発に取り組んでいます。これまでに10億円を超える資金調達を実施し、多くの刺激的なコラボレーションを通じて進化を続けています。『gogh』に関する詳細は公式サイトで確認できます。これからも『gogh』から目が離せません。