新感覚ボードゲーム『ペチケ』の魅力
株式会社オインクゲームズが新たに発表したボードゲーム『ペチケ』は、2025年5月17日(土)・18日(日)に幕張メッセで開催されるゲームマーケット2025春にてお披露目されます。このゲームは、シンプルでありながら思考を刺激する独自の体験を提供します。一般販売は2025年5月23日(金)から開始され、さらに北米のGenConやヨーロッパのSpiel Essenでも先行販売される予定です。
より美しい並びを目指して
『ペチケ』は、3種類の動物、3種類の帽子、そして5種類の数字からなるカードを使った新感覚のボードゲームです。プレイヤーは、ランダムに並べられた5枚のカードに基づき、それに続く「美しいならび」を考えることが目的です。例えば、色の並びが「赤、赤、黄」と続く場合、次に来るのは「黄」が望ましいとされます。一方、動物の並びで「イヌ、ネコ、トリ」であれば、次のアイテムが「イヌ」で続くことが美しいと見なされます。このように、美しさの定義は絶対ではなく、プレイヤー各自の価値観により変わります。
価値観を共有する新たな体験
プレイヤーが「美しい」と思うカードの組み合わせを模索する中で、他のプレイヤーと同じ答えを導き出せれば得点を獲得できます。「このならびが美しいに違いない」「あの人の考えはこうだろう」と予測し合い、互いの価値観を交換する時間はどこか耽美的な体験へと変わります。遊んでいると時間を忘れて没頭してしまうかもしれません。
協力の楽しさも併せ持つ
『ペチケ』には、通常の対戦ルールだけでなく、協力ルールも用意されています。協力ルールでは、誰か一人が考えた「美しいならび」を全員で当てるゲームが展開されます。「この人はこんなふうに考えるだろう」「果たしてそうなのか?」というやり取りを楽しむことで、仲間同士の親密さを深めることや、新たな発見にも繋がります。
美麗なイラストと共に
このゲームの設計を手がけるのは、Thomas Sellner氏。彼のデザイン理念はシンプルながら深い哲学を持っており、その意図がゲーム全体に色濃く反映されていると言えます。さらに、ゲームを引き立てるのは平岡久典氏が手がけた美しいイラストです。彼は『伝説の旅団』や『ダンジョン オブ マンダムエイト』など、数々の名作に関わった実力派です。
まとめ
『ペチケ』は、単なるボードゲームではなく、参加者同士が互いの価値観を探求し合うことで、始めて劇的で美しい瞬間を生み出します。プレイの合間に感じられる価値観の交差は、今までにないゲーム体験をもたらすことでしょう。オインクゲームズは、今後もデジタルとアナログの枠を超え、日常を豊かにする楽しさを追求していくとしています。興味がある方はぜひ、5月のゲームマーケットで実際に触れてみてはいかがでしょうか。
商品概要
- - 商品名: ペチケ
- - 価格: 2,700円+税 (ゲームマーケット会場特別価格2,500円)
- - 対象年齢: 7歳以上
- - プレイ時間: 約20分
- - プレイ人数: 2〜6人
- - 内容物: カード106枚、チップ類47枚、遊び方説明書
- - ゲームデザイン: Thomas Sellner氏
- - アートワーク: 佐々木隼
- - イラスト: 平岡久典
- - 紹介ページ: こちら
訪れるみなさんに、新たな「美しさ」の発見があることを願っています。