『Honor of Kings』の壮大な舞台で新たな歴史が刻まれる!
2024年6月20日に予定されている新作ゲームの陰で、MOBAゲーム『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』が注目を集めています。フィリピン・マニラで開催された「Honor of Kings Invitational Season 3」決勝では、Nova Esportsが前回のチャンピオンNongshim RedForceを破り、その栄冠を手にしました。この勝利により、Nova Esportsは総額30万USドルの賞金プールから、最大の賞金を獲得しました。
TiMi Studio GroupとLevel Infiniteが共同で運営する『Honor of Kings』は、世界中のプレイヤーに愛されている人気のモバイルMOBAで、今回の大会はゲームのeスポーツシーンにおいて大きな影響を与えるイベントとなりました。Level InfiniteのグローバルeスポーツセンターのシニアディレクターであるJames Yang氏の登壇により、2025年の展望も発表されました。
次世代のプロリーグの拡大
Yang氏は、新たに設立される6つの地域プロリーグ(PKL、MKL、IKL、WKS、KME、KMW)について触れ、既存のKPL(King Pro League)とCHOKBR(Honor of Kings Brazil Championship)とともに、eスポーツエコシステムの世界的な発展を目指すことを明らかにしました。KPLは、これまでに100,000件以上の雇用を生み出し、2024年のグランドファイナル(北京)では約6億6900万元の経済効果を期待されています。これにより、産業全体が成長し、さらなる発展が見込まれています。
グローバル大会の復活と注目の試合形式
2025年には、グローバル大会「Honor of Kings World Cup(KWC)」と「Honor of Kings International Championship(KIC)」が再開催される予定です。KWCにおいては、リヤドで各国チャンピオンとの対戦が実現し、参加チームにとって重要な一戦になること間違いなしです。また、これまでの試合形式に新たに「グローバル バン&ピック」が導入されることとなり、試合ごとに異なるヒーローを選択することが求められ、より戦略的なプレイが展開されることでしょう。
eスポーツパートナーシップと学生ローカル大会の導入
さらに、Crazy Raccoonが『Honor of Kings』と2025年のeスポーツパートナーシップを締結しました。この取り組みは、競技シーンの成長とeスポーツエコシステムの発展を目的としており、特に大学生向けの「Honor of Kings Campus Series(KCS)」が新たに導入されることで、若い才能に充実した機会が提供されることになります。
KCSは、日本を含む92の国と地域で実施され、総額100,000USドルの賞金が用意される予定です。日本国内においても、地域別グループステージとトーナメント戦が実施される計画があります。
参加者の成長を後押し
『Honor of Kings Open Series』では、ランクや地域の制限がなく、誰でも参加可能な環境が整備されています。これにより、技術を磨くすべてのプレイヤーに新たな舞台が提供されるのです。たとえば、今年のSplit 3では150,000人以上が参加登録をしており、夏に予定されているSplit 4へのさらなる期待が高まっています。
総括
これからの『Honor of Kings』のeスポーツシーンは、ますます激化し、多様な選手やチームが活躍する時代になることでしょう。Nova Esportsの優勝を皮切りに、新たな歴史が刻まれ、世界中のプレイヤーが参加できる舞台が用意されているのを目の当たりにしています。今後の展開を見逃さず、期待感を膨らませていきましょう。