サンドボックスRPG『歴史の終わり』が早期アクセスで登場予定
株式会社トライシステムが手掛けるインディーゲームプロジェクト「WorldMap」が、待望のサンドボックス型ストラテジーRPG『歴史の終わり』のアーリーアクセス版を2025年12月10日にリリースすると発表しました。プレイヤーが自由に行動できるこのゲームでは、王になるための名声を高めることも、放浪者としての生活を選ぶことも可能です。
アーリーアクセス決定の背景
本作のデモ版が配信されてから、多くのプレイヤーから貴重なフィードバックが寄せられています。これまでに3万人以上がプレイし、公式Discordサーバーには650名を超えるユーザーが集まりました。このようなコミュニティの活発な交流を通じて、操作性の問題や遊びづらさが指摘され、改善が求められる課題が浮かび上がりました。そこで、開発チームはアーリーアクセスという形を取ったのです。これにより、玩家の声を反映させながら、進化を遂げていく予定です。
フィードバックの一部内容
プレイヤーから寄せられた主な意見には、戦闘中の操作感の向上やチュートリアルの分かりやすさ、コントローラ対応への要望などがありました。これらは、より多様なロールプレイを楽しむための要素に関する改善点として挙げられています。このフィードバックは、アーリーアクセス期間中に開発に反映される予定です。
開発のロードマップ
今後の開発は、アーリーアクセス配信前と後の2つの段階で進められます。配信前に行われる改善点には、戦闘システムのテコ入れ、UIデザインの見直し、新規要素の追加が含まれています。特に、ユーザーの操作を妨げる要素を取り除いて、ストレスなく楽しめるように調整される予定です。また、ゲームのバランス調整も行われるため、プレイヤーが初期から不利にならないようなシステムが組まれています。
アーリーアクセス版の概要
- - 配信開始日:2025年12月10日(予定)
- - EA期間:6ヶ月~1年
- - 販売価格:2,800円(税込)
- - 公式サイト:こちら
『歴史の終わり』作品概要
タイトル:『歴史の終わり』
ジャンル:サンドボックス型ストラテジーRPG
開発:畳部屋
パブリッシャー:WorldMap
発売日:2025年12月10日(アーリーアクセス版)
プラットフォーム:Steam
価格:2,800円(税込)
開発者について
本作の開発を手がけるのは、ヨーロッパに拠点を置く個人ゲーム開発者の榊原 寛氏です。彼は学生時代に西洋史を研究しており、ゲーム制作における創造性を生かしながら、過去の知識をゲームに織り交ぜています。特に、彼は『サイバーパンク2077』などの大作に環境アーティストとして参加した経歴があります。また、個人制作のゲームとして『NOSTALGIC TRAIN』や『FARAWAY TRAIN 最涯の列車』をリリースしています。
WorldMap について
WorldMapは、インディーゲームの制作からIP展開まで手がけるレーベルで、クリエイターを支える活動も活発に行っています。彼らは、ゲームイベントの開催を通じて、制作者とプレイヤーの距離を縮めることを目指しています。
まとめ
『歴史の終わり』は、プレイヤーによる自由な行動とコミュニティのフィードバックによる進化に期待が持てる作品です。アーリーアクセス版の発売に向けて、プレイヤーは新しいゲーム体験に期待を寄せましょう。