アネスト岩田、SuperGT300クラスに「あらたな挑戦」として参戦

アネスト岩田がSuperGT300クラスに挑戦

アネスト岩田株式会社は、2025年シーズンから新たに「ANEST IWATA Racing」としてSuper GT300クラスに参戦することを発表しました。このチームは、リアルとバーチャルの境界を超えたコラボレーションを展開することを目指しています。特に、ゲーム「グランツーリスモ」とのパートナーシップを継続し、モータースポーツの魅力を広げていく方針です。

新体制の紹介

今年から新たに体制を一新したANEST IWATA Racingは、カーナンバーを26に設定しました。これは、アネスト岩田が1926年に創業したことを由来とし、創業以来の精神を象徴しています。近年、モータースポーツの世界は多くの選手や企業が参加し、競争が激化しているため、革新と挑戦が求められています。

参戦する車両はLEXUS RCF GT3で、タイヤは横浜ゴム製。また、エントリー車両のデザインは『グランツーリスモ』シリーズで知られる株式会社ポリフォニー・デジタルが手がけています。ドライバーはイゴール・オオムラ・フラガと安田裕信の2名が務め、監督には松浦佑亮が就任しました。メンテナンスは株式会社ゲイナーが担当します。

モータースポーツと社会のつながり

アネスト岩田は、「No Theory. 夢ある無謀を。」というステートメントを掲げ、モータースポーツ活動を通じて社会とのつながりを大切にしています。これにより、モビリティビジネスへの参入を図るだけでなく、異業種とのコラボレーションや地域社会との交流も視野に入れています。

また、優秀な人材を採用するためのプラットフォームともなり、企業戦略を広げる重要な要素と位置付けています。

公式ウェブサイトと企業情報

アネスト岩田は、神奈川県横浜市に本社を置く企業で、塗装機器や圧縮機、真空機器などを製造・販売しています。創業から95年以上の歴史を持ち、世界20カ国以上に展開。国内外で1,200件以上の特許を持つなど、開発型企業としても知られています。詳細な情報はアネスト岩田の公式ウェブサイトで確認できます。

これからのANEST IWATA Racingの挑戦と成果に期待が寄せられます。2025年シーズンの競技結果や活動は、モータースポーツ界だけでなく、多くのファンや関係者に感動を与えることでしょう。