青春の記憶
2025-06-13 19:43:23

切なさを奏でる青春模様。緒乃ワサビ最新作『記憶の鍵盤』6月25日発売決定

切なさを奏でる青春模様。緒乃ワサビ最新作『記憶の鍵盤』が6月25日発売決定



著名な作家・緒乃ワサビ氏による新たな小説『記憶の鍵盤』が、6月25日に新潮社から発売されることが決定しました。本作は、これまで数多くの話題を呼んできたノベルゲーム「白昼夢の青写真」などで知られる著者によるもので、今度のテーマは「ひと夏の三角関係」。

主人公は、高校三年生の茂住歩人(もずみ・あると)。彼はピアノの音を失いながらも、アルバイトをしながら家計を支えています。友人があまりいない彼の心の支えは、同級生の橘絵莉(たちばな・えり)とのひと時。しかし、文化祭のある日、未来の記憶を持つ不思議な少女である天音沙里(あまね・さり)と出会い、彼の運命は一変します。こうして、未来と過去が交錯する三角関係が描かれていくのです。

未来と過去を交差させる物語



この作品では、青春特有の悩みや葛藤、恋心と友情が描かれています。歩人は、絵莉との関係に悩みつつも、沙里と出会うことで新たな選択を強いられます。この三角関係は、彼らがどのように成長し、どのような決断をしていくのか、目が離せない展開が待ち受けています。

また、本作がノベルゲームとしてもリリースされることが発表されました。著者・緒乃ワサビ氏が手掛けた「白昼夢の青写真」の成功を受け、本作でも新たな体験を提供するとのこと。ゲーム版では小説とは違った結末やストーリー展開が楽しめるため、ファン必見です。

声優陣からの推薦コメント



本作で主演声優を務める結川あさきさんと鬼頭明里さんからも、推薦コメントが届いています。

結川さんは、「何かと真剣に向き合うのは、過去も未来もいつだって苦しい」とコメントしており、複雑な人間関係や心情が反映された深い言葉を述べています。また、鬼頭さんは「友情と恋心の狭間で揺れる少女たち。眩しくて痛くて、でも愛おしい。そんな一冊です」と語り、作品の魅力を伝えています。

著者の思い



緒乃ワサビ氏は本作に対する思いを次のように語ります。「不完全な人間は結局、後悔と共存していくしかない。高校最後の夏に、そんなことに気づく少年少女のお話です」と、読み手層へ響く言葉を噛み締められています。彼らが抱える葛藤や選択について、深く考えさせられる内容に仕上がっているのが印象的です。

特別試し読みと限定特典



今回の発表に合わせて、作品の冒頭部分約30ページが特別に無料配信されています。いち早く物語に触れることができるので、ぜひチェックしてみてください。また、特定の店舗では書き下ろしショートストーリーの配布もあり、内容は本編を読んだ後に楽しむと、一層深い体験ができるでしょう。これらの特典は数量限定のため、興味のある方は早めに購入を検討することをおすすめします。

書籍データ


  • - タイトル: 記憶の鍵盤
  • - 著者名: 緒乃ワサビ
  • - 発売日: 6月25日
  • - 造本: 文庫
  • - 定価: 737円(税込)
  • - ISBN: 978-4-10-180306-7

青春と後悔、恋と友情が交錯するサマー物語『記憶の鍵盤』。ぜひ手に取って、心に響く切なさを体験してください!


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