『Sky 星を紡ぐ子どもたち』が肢体不自由児向けイベントに参加
thatgamecompanyが開発した大人気ゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』が、肢体不自由児を対象とした体験イベント「パラeスポーツ・フェスタ2025」に登場しました。このイベントは、認定NPO法人フローレンスとテクノツール株式会社の主催により、テクノロジーを使ってより多くの子どもたちに楽しさを届けることを目的としています。
パラeスポーツ・フェスタの概要
「パラeスポーツ・フェスタ」は2024年に初開催され、肢体不自由な子どもたちが技術を活用し、新たな遊び方を体験する場として注目されています。今年の開催は「インクルーシブ・テックで遊ぼう!」というテーマの下、さまざまなテクノロジーを導入したゲーム体験が提供されました。このイベントは、一般社団法人日本イベント産業振興協会(JACE)が主催する「JACEイベントアワード」においてゴールド賞を受賞したことでも評価されています。
このような背景もあり、thatgamecompanyは「ビデオゲームで多様な感情体験を促進する」という理念から『Sky』を提供することに決めました。ゲームを通じて、あらゆる年齢や文化的背景を持つ人々に触れてもらい、感情の共有や思いやりを生むことが目的です。
イベントの様子
当日のイベントには、25組の障がいのある子どもたちとその家族が参加しました。『Sky』の体験ブースでは、少ない力でも操作可能なコントローラーと視線入力装置が用意されており、子どもたちは自由に冒険の世界を楽しむことができました。このような配慮によって、参加者からは「このゲームは楽しめそう!」との声も聞かれ、家での継続的な体験を希望する意見も寄せられました。
特に、オンラインゲームでは仲間とのコミュニケーションが難しいと感じていた保護者からは、Skyの特性が活かされた遊び方に対して大きな期待が寄せられました。このような反響から、thatgamecompanyは今後もこのような活動を通じて、さらなる感情的体験の豊かさを広げていくことを使命に捉えています。
Sky 星を紡ぐ子どもたちについて
『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は、iOS、Android、Nintendo Switch、PlayStation、Steamなどのプラットフォームで遊ばれるソーシャルアドベンチャーゲームです。プレイヤーは、自分のペースで探索し、多様なキャラクターと交流しながら感情を共有することができます。ゲームはシンプルな操作性を持ちながらも、深い感情的な体験を提供し、他者とのつながりを感じさせる構造となっています。
2019年のリリース以降、世界中のユーザーに愛され続け、2022年には日本ゲーム大賞で優秀賞を受賞。また、2023年にはギネス世界記録も達成するなど、その人気は高まっています。
今後もthatgamecompanyは、もっと多くの人々がこのゲームを楽しみ、愛してもらえるような作品作りを続けていく考えです。イベント参加者の温かな反応が、その自信を更に後押ししています。
公式サイトとSNS
このような取り組みを通じて、thatgamecompanyは「Sky」の魅力をさらに広め、より多くの人々に楽しんでもらえることを目指しています。