MSIの新電源ユニット
2025-01-09 17:32:07

MSIがCES 2025で新しいATX 3.1電源ユニットを発表

CES 2025で発表されたMSIの新しい電源ユニット



MSIが2025年のCESで、ゲーマーやクリエイター向けに最先端の電源ユニット「MEG Ai1600T PCIE5」と「MPG A1250GS PCIE5」を発表しました。この新しい製品群は、革新性と高性能を兼ね備え、PCビルドの基盤を支える役割を果たします。

MEG Ai1600T PCIE5の特徴



MEG Ai1600T PCIE5は、サーバーグレードのInfineon SiC MOSFETを搭載した世界初のATX 3.1対応電源ユニットです。この技術により、運用時の温度を低く保ちながら、熱放散を最適化し、全体の効率が向上しました。加えて、デジタル制御の電源設計により、ワットあたりのパフォーマンスは最大化され、80 PLUS Titanium認証を得ています。

この製品は、235%の合計電力負荷にも耐えうる能力を持ち、ハードな要求に応えることが可能です。デュアルカラーの12V-2x6ケーブルを備え、設置時に迅速に識別できるため、ゲーマーやクリエイターは安心して使用できます。また、内部デザインにはサーバーグレードのフラットコイルトランスが組み込まれており、温度管理の効率も向上しています。そのため、全体のサイズはコンパクトで、190mmという寸法は同等のモデルに比べて非常にスリムです。

MEG Ai1600T PCIE5は、静かな運転を実現するための最先端のデジタルファン制御を採用しています。ファンの音は最小限に抑えられ、低負荷時にはゼロファンモードも利用可能。さらに、Gaming Intelligence(G.I.)サポートソフトウェアにより、GPUとCPUの電力負荷をリアルタイムで監視し、条件に合わせてファンの速度を調整することが可能です。

MPG A1250GS PCIE5の特長



MPG A1250GS PCIE5は、MPGシリーズの最新作で「Silent(静音)」に重点を置いています。1250Wの供給能力を誇り、特に高性能なGPU環境やAI計算システムに対してデュアルGPUのサポートを提供します。カーボンブラックのデザインは美しさとともに、80 Plus Gold認証といった効率性をも兼ね備えています。

日本製の105℃耐性コンデンサーを用いた構造は、耐久性を向上させ、低温や低騒音の安定性を実現します。さらに、流体動圧ベアリングファンを採用し、強化された耐久性を持っています。また、サージや突入電流に対する保護機能が備えられており、電力の急激な変動からシステムを守ります。

特にこだわりを見せるのは、エンボス加工のジャケットモジュラーケーブルで、柔軟性の高い素材を使用。これにより、ケーブルマネジメントが簡易化され、ケース内の空気の流れが良好になります。ケーブル整理用のオーガナイザーも付属し、システムをすっきりと保つことができます。

最後に



MSIは、ゲーム業界において長年にわたり革新を追求し続けるブランドです。新たに発表された電源ユニットは、技術革新とハイパフォーマンスの両立を図り、ゲーマーやクリエイターにそれぞれのニーズに応えています。最新の定格パフォーマンスを求める方は、これらの電源ユニットを検討する価値があるでしょう。

MEG Ai1600T PCIE5製品ページはこちら

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