第12回Live2D Creative Awards受賞作品を振り返る
2025年12月12日、東京都新宿区の株式会社Live2Dが主催する「第12回 Live2D Creative Awards」の受賞作品が発表されました。このコンテストは、Live2Dを使用したオリジナル作品のクオリティを競い合う、年に一度のビッグイベントです。本記事では、その受賞作品や評価されたポイントを詳しく見ていきます。
Live2D Creative Awardsとは?
Live2Dは、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える技術で、多くのクリエイターに支持されています。年に一度行われる「Live2D Creative Awards」は、クリエイターたちがその技術を駆使し、自身の可能性を探る場でもあります。ジャンルは幅広く、「動画」や「ゲーム」、「キャラクター・アバター」、「インターフェース」まで多岐にわたります。2025年度の作品募集は、2025年6月から9月までの期間に行われました。
受賞作品の詳細
グランプリ
作品名:ドリーム・ドリップ・ライブ!ノンテロップOP映像
制作者:ひるまねる
審査員の評価:アイドルアニメを彷彿とさせる構成や指先の動きのこだわり、光の演出により、まるでオープニングアニメを観ているかのような感動を与える作品として高い評価を得ました。
特別賞
作品名:Live2Dにおける3Dモデルの新制作手法の検討
制作者:花藤みくに
審査員の評価:革新的な手法が印象的で、3D表現を手軽かつ高品質で実現するアイデアに感心したというコメントが寄せられました。
映像表現作品賞
作品名:SNOOZE
制作者:Suika瓜子
審査員の評価:多彩なカットや立体的な表現が優秀で、輪郭線の工夫など、2D表現を広げる技術力が光る作品です。
インタラクティブ作品賞(ゲーム・アプリの部)
作品名:Live2Dモデルを読み込んで漫画を作れるツール
制作者:studio sheeep
審査員の評価:漫画とLive2Dの親和性を活かし、独自性ある表現を実現しています。
インタラクティブ作品賞(AI・会話インターフェースの部)
作品名:かわぷれ
制作者:卯木
審査員の評価:プレゼンテーション代行という新しいアプローチが評価されました。
Live2Dモデル賞
作品名:全身3D机器人 / 可算加法
制作者:卡米雷特
審査員の評価:なめらかな動きと細部へのこだわりが圧巻でした。
学生賞
大学・専門学生の部
受賞作品には、技術力の高いモデルが多く見受けられ、特に
星野 瞳の「今までに見た中で最も精密なVTuberモデル!」が取り上げられました。
高校生以下の部
高校生クリエイターの作品も目を引き、
そよ風カワウソの「BLACKSUGAR」は驚くほどの完成度を誇っています。
最後に
全受賞作品は特設Webサイトにて視聴可能で、2025年度のクリエイターたちの熱意と技術の結晶を感じることができます。次回の「第13回 Live2D Creative Awards」は2026年6月開始予定で、次なる作品に期待が高まります。
興味のある方は、以下のリンクから視聴し、感想をSNSでシェアすることをお薦めします!
YouTube応募作品一覧
X応募作品一覧
bilibili応募作品一覧
今後もLive2Dの進化に期待しましょう!