大阪の名所、道頓堀がバーチャル空間に登場します。株式会社Meta Osakaが手がけた「DOTONBORI BATTLE」は、2025年3月21日に公式に公開され、オンラインゲーム「フォートナイト」内で道頓堀の特徴的な風景をリアルに再現したマップです。これを記念して、2025年6月21日には、道頓堀商店街内の人気たこ焼き店「くれおーる」が展開するコンセプトカフェ「Pivot BASE Cafe & Bar @Dotonbori」で、eスポーツイベント「道頓堀eスポーツ運動会」が開催されることも発表されました。
企画背景
コロナ禍以降、大阪・なんば地区は観光客数が徐々に回復しています。しかし、観光客のニーズも変化しており、地域の魅力をより多角的に発信する必要があります。そのため、Meta Osakaではリアルとデジタルを融合させ、地域活性化に寄与する取り組みを行っています。「DOTONBORI BATTLE」は、世界中のプレイヤーがこのバーチャル空間を通じて道頓堀の魅力に触れることができ、実際の訪問促進にも繋がるという新たな試みです。
DOTONBORI BATTLEの詳細
本マップでは、プレイヤーはブルーチームとピンクチームに分かれ、制限時間内に自分のチームカラーで陣地を塗り替えるというシンプルながら競争心をそそるゲーム内容です。また、道頓堀の最大の特徴であるカラフルな看板文化も忠実に再現されています。こうした看板を利用して、地元企業や商店がこのデジタル空間の「まちづくり」に参加できる仕組みが整っており、プレイヤーはこれを楽しみながら、地域の魅力を体験することができます。
ドットンボリのデジタル空間での未来
この取り組みを通じて、企業や店舗のロゴがマップ内に設置されることで、大阪の魅力を広く発信し、地域振興にも寄与することが期待されています。さらに、このプロジェクトを基にしたeスポーツイベントが開催されることで、地域経済の活性化にも寄与する可能性があります。イベントに参加することで、地域の店舗の魅力を知る機会ともなり、インバウンド需要の取り込みにも期待できます。
大阪の新たな魅力を発信する一端
このプロジェクトについて、株式会社くれおーるの代表である加西幸裕氏は、「道頓堀にアクセスできない方々にこのデジタルマップを通じて道頓堀を知ってもらえることは大きな可能性だと思っています。世界中に多くのユーザーがいるゲームに道頓堀が登場することで、地域のお店にとっても嬉しい機会です」とコメントしています。また、Meta Osakaの代表取締役である毛利英昭氏も、「現実とデジタル両面で地域の魅力を発信し、新しいつながりを作りたいと考えています」と語っており、今後の展開に期待が寄せられています。
イベント情報
「道頓堀eスポーツ運動会」は、2025年6月21日の12時から14時に開催され、参加者は一般から募ります。対象年齢は小学生から中学生(保護者同伴)で、40名の来場が予測されています。でも、これには変更の可能性がありますので注意が必要です。大阪が誇る道頓堀の文化をデジタル空間で体験し、地域の新たな魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
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このイベントはEpic Games, Inc.によってスポンサー、支援、または運営されているものではありません。