CEDEC2025でUnityが示すインディーゲーム開発の未来とは

UnityがCEDEC2025でインディーゲームの魅力を紹介

日本のインタラクティブ体験構築をリードするユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、7月22日から24日までパシフィコ横浜ノースで開催される「CEDEC2025」にて興味深いセッションを行います。本イベントのスポンサーセッションには、3名のインディーゲーム開発者が登壇し、それぞれのユニークな開発経験と学びを共有します。

特に注目されるのが、墓場文庫と集英社ゲームズの共同プロジェクトである『都市伝説解体センター』に関するセッションです。このゲームは、発売からわずか3ヶ月で30万本以上を売り上げ、大きな話題を呼んでいます。このセッションでは、小規模開発における「制限」と「割り切り」を活かす方法や、開発とパブリッシャー間の協力と対立を通じて生まれる強さについて詳しく議論される予定です。

さらに、斬新な操作メカニズムで知られるアクションゲーム『Berserk or Die』を開発中のNao Gamesは、一人での開発プロセスと、ヴァンパイアサバイバーズを手掛けたponcleとの接点について解説します。この講演では、インディー開発者ならではの創造的な絵作りについてのヒントも得られるでしょう。

また、未経験からインディーゲームの世界に飛び込んだモノリリスの講演においては、彼の制作したゲーム『ヘルヘル』を通して、試行錯誤の過程での課題解決やインディーゲーム開発の魅力についての見解が発表されます。

Unityのアドボケイトである高橋啓治郎氏による講演『Unity Object 原論』では、Unityエンジンの中核を成すUnity Objectの挙動や関連システムについて詳細に解説されます。特に、Unityを利用してゲーム開発を考えているエンジニアには必見の内容です。オブジェクトの管理、生成、維持、破棄、保存、復元の仕組みについて、会場限定での解説が予定されています。

講演スケジュール

- 7月22日（火）15:00 - 16:00

「Unity Object 原論」
ユニティー・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
アドボケイト高橋啓治郎

- 7月23日（水）13:20 - 14:20

「制限こそが武器になる『都市伝説解体センター』の創り方」
墓場文庫グラフィックハフハフ・おでーん、
墓場文庫プログラマ・総合演出 MOCHIKIN、
墓場文庫シナリオ(キャラクターライター・デザイン) きっきゃわー、
墓場文庫サウンドクリエイターあだP、
株式会社集英社ゲームズシニアプロデューサー林真理

- 7月23日（水）14:40 - 15:40

「理想に挑み、現実に学ぶ：未経験から飛び込んだインディーゲーム開発者のリアル」
モノリリスプログラマーモーノ、
アーティストリリス、
「Berserk or Dieの絵作りとヴァンサバのponcleとの出会い」
Nao Games 代表柴田直

これまでのインディーゲームの状況を考察し、今後の可能性を広げる架け橋ともなるCEDEC2025の講演。インディーゲーム開発者たちの貴重な経験を通じて、新たな視点を得る絶好の機会です！詳細については、CEDEC2025公式サイトを参照してください。