TP-Link初の産業用イージースイッチが登場
TP-Linkの日本支社であるティーピーリンクジャパンが、過酷な条件下でも優れたパフォーマンスを発揮する産業用イージーマネージスイッチ「IES210GPP」と「IES206G」を発売しました。特に、これらのスイッチは極端な温度変化や厳しい環境に耐えられるように設計されており、企業の安定したネットワーク運用を支える強力なツールとなっています。
商品概要
IES210GPP
こちらは、ギガビットポートを10個搭載し、想定販売価格は税別39,900円です。主な特徴は以下の通りです:
- - 高耐久設計:動作温度は-40℃から75℃まで対応し、IP40等級のアルミニウム筐体を採用。
- - 冗長電源:2系統のDC電源によりメイン・サブ電源が搭載され、主電源が故障した場合も自動的にサブ電源に切り替わります。
- - PoE機能:最大240Wの給電が可能で、特にPoE++ポートは1ポートあたり最大60Wを供給できます。
IES206G
一方、こちらはギガビットポートが6個搭載され、想定販売価格は税別30,900円です。主な特長には:
- - コンパクトな設計:129 × 95 × 45mmのサイズで設置が容易。
- - 同様の環境耐性:IES210GPP同様に、非常に厳しい温度条件にも適応できる設計。
セキュリティとネットワークの安定性
両モデルともに、全PoEポートでの災害対策も施されています。特に、イーサネットポートには±6kV、DC電源入力ポートには±4kVのサージ保護機能を搭載しており、外的な電撃やサージによるダメージからネットワークを守ります。
取り付けの柔軟性
特に嬉しいのは、DINレール設置と壁掛け設置に対応していることです。狭いスペースでも、利便性高く配置できる点が大きな利点です。
中央管理機能の強化
また、TP-Linkの「Omada SDN Solution」と連携し、集中管理が可能となります。この機能を利用することで、VPNルーターやPoEスイッチなど、Omada対応の製品を一元管理でき、効率的なネットワーク運用が実現できます。特にOmada Essentialsは、月額料金が不要で、包括的なネットワーク管理を可能にします。
TP-Linkについて
TP-Linkは、世界中で12億人以上のエンドユーザーにネットワーク製品を提供している、名実共にNo.1プロバイダーです。176カ国に展開しており、賞を多数受賞しています。その品質管理の厳しさと研究開発への投資が光る企業です。
今回の産業用スイッチの登場で、ネットワークの安定性やセキュリティ戦略の向上が見込まれます。これからの製品展開も注目です!