千葉開府900年記念ロゴをデザインした学生が最優秀賞を受賞
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)のゲームキャラクターデザイン専攻に在学中の林さんが、千葉開府900年記念事業のロゴマークデザインコンペで全国552作品の中から最優秀賞に選ばれ、見事公式ロゴに採用されました。この快挙を成し遂げた林さんに、受賞の感想やロゴ制作の裏話、TECH.C.での学びについてお話を伺いました。
林さんの受賞の感想
林さんは受賞について「素晴らしい賞をいただけて、とても嬉しいです。まさか最優秀賞をいただけるとは思っていなかったので、連絡を受けたときは驚きと感動で胸がいっぱいになりました」とコメント。自分の作品が多くの人に認められたことで、自信を持つことができたとのことです。
ロゴマーク制作の過程
ロゴマークの制作にあたって、林さんはまず千葉市の歴史や特徴を徹底的に調査しました。デザインに盛り込みたい要素を多く見つけるため、数十案のラフデザインをノートにまとめ、視覚的に印象深いものを模索。その中で、各色には特別な意味を込めました。
- - 赤色: 千葉を切り開いた千葉一族のインスピレーション
- - 水色: 千葉市を結ぶ海の悠久な歴史
- - ピンク色: 市の花「オオガハス」の美しさ
- - 茶色: 市の木「ケヤキ」の力強さ
複数の丸が重なることで「人とまちが共に歩み、未来を築いていく様子」が表現されています。また、千葉市の市の鳥である「コアジサシ」が900年の「00」をくぐる証しとして、未来へ向かって飛翔する姿が描かれています。これらの要素はすべて、千葉市が明るい未来に力強く発展していく姿を象徴しています。
TECH.C.での学び
林さんは、ロゴマーク制作に使用したIllustratorを入学後に初めて扱ったことを明かしました。制作を始めて1ヶ月ほどで、操作に不安を抱いていましたが、授業の先生からの分かりやすい指導のおかげで、基本から応用までをしっかり学ぶことができました。「作品にプロの先生からの講評があり、毎授業でスキルをアップできることが嬉しい」と語る林さん。
ロゴマークの制作過程でも、不安点を解消しながら制作を進めることができ、行き詰まることなく作業を続けることができたそうです。また、授業では実在の企業ロゴの解説や、業界で求められるロゴデザインに関する知識も学ぶことができ、実践的なスキルを身につけていったと言います。
林さんの情熱と努力が詰まったロゴマークは、千葉市の開府900年記念サイトやSNSなどで幅広く使われています。ぜひ、それらの公式サイトで彼女のクリエイティブな作品をご覧ください。
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この受賞は、TECH.C.でクリエイティブな活動に取り組む学生たちのデザイン力と実践力を証明する素晴らしい成果です。林さんをはじめ、TECH.C.の学生たちの作品に触れられる機会として、2025年6月14日(土)・15日(日)に開催されるTECH.C.文化祭も要チェック。ゲーム試遊、ロボットやCG、WEBサイトの展示、学生のイラストを使用したグッズ販売、豪華なゲストステージなど、盛りだくさんのイベントが待っています!
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