大阪eスポーツラウンドテーブル(OeGG)が本格始動
株式会社KULが参画する「大阪eスポーツラウンドテーブル(OeGG)」が、公式ウェブサイトをオープンしました。このラウンドテーブルは、大阪府によって設立され、eスポーツを通じて地域活性化を目指しています。公式サイトでは、主催する「マイクラでまちづくり!!~小学生1000人で夏の自由研究2025~」などのイベント情報が随時更新される予定です。
これにより、eスポーツイベントを通じて、ゲームの楽しみだけでなく、地域コミュニティの活性化を進めていくことができます。
大阪・関西万博との連動活動
OeGGは、大阪・関西万博との連携を重視し、イベントを通じた地域振興を図っています。ショッピングセンター「エコール・いずみ」にある「eスタジアムいずみ」でのノウハウを生かし、地域の子どもたちや大人たちに新しい体験を提供する取り組みです。
OeGG設立式では、吉村知事が「産・学・官」が一体となり、地域に根ざしたeスポーツ文化を育てることの重要性を語りました。これにより、地域住民や企業、学校が協力して、eスポーツを通じた新たなコミュニティ形成が期待されています。
「マインクラフト」でのまちづくりプロジェクト
OeGGの公式HPでは、先ずは「マイクラでまちづくり!!」というイベントが発表されました。これは「Minecraft(マインクラフト)」を使用して、小学生が仮想空間において自分の理想の家を建てるという内容です。参加者は将来の夢を形にし、自分自身の想像力と創造力を育む機会を得ることができます。
このイベントは2025年の夏に合わせ、1000人の小学生を対象とし、先着順での参加予約が求められています。これは、eスポーツにおける教育的な側面を強調した企画でもあり、子どもたちの成長に貢献することを目指しています。
ARスポーツ「HADO」の普及
さらに、OeGGではARスポーツ「HADO」の大会も定期的に開催します。第5回の「HADO いずみCUP」が8月17日に予定されており、誰もが参加できる新しいタイプのスポーツです。HADOでは、参加者がAR技術を駆使し、エナジーボールを使ったバトルを楽しむことができます。
このような技術を取り入れることで、若い世代に新しい体験を提供し、eスポーツの理解を深めていく役割を果たしています。
これからのOeGGに期待
OeGGは、今後も公式HPを通じてeスポーツイベント情報を発信し、地域の人々を巻き込んだ活動を展開していくとしています。大阪のeスポーツ文化がいかに進化し、地域活性化に寄与していくのか、注目が集まります。この取り組みは、単なるゲームイベントに留まらず、地域の未来を創る重要な要素となることでしょう。
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