松竹ベンチャーズが新たなゲーム体験の実現を支援
松竹グループのコーポレート・ベンチャー・キャピタルである松竹ベンチャーズ株式会社が、新たに『Shochiku Game Accelerator 2025』というアクセラレータープログラムを開始し、約200社の中から2社を採択したことを発表しました。このプログラムは、最新のゲーム体験を提供する革新を目指す企業に焦点を当て、実証実験を通じて実用化を図るものです。
新たに採択された企業は、クラウドゲーミングで名を馳せるBlacknutと、革新的な3Dモーション生成技術を持つ株式会社Ememeです。両社はそれぞれ異なるジャンルでのゲーム制作に取り組んでおり、それぞれの技術がどのようにゲーム体験を進化させるのか注目です。
採択企業の紹介
Blacknut Cloud Gaming
Blacknutはクラウドゲーミング分野でのリーダー的存在です。CEOのオリヴィエ・アヴァロが2016年に設立し、世界中で500本以上のプレミアムゲームを提供しています。PCやモバイルをはじめとして、さまざまなデバイスでシームレスなゲームプレイを実現しています。現在はヨーロッパ、アジア、中東、北アメリカに展開中で、今後の日本市場への進出が期待されます。
Blacknut公式サイト
株式会社Ememe
Ememeは「Text-to-Motion」技術を駆使し、テキスト入力から3Dモーションを自動生成するスタートアップです。従来の映像制作にかかるコストを大幅に削減する可能性を秘めており、今後ますます注目を集めることでしょう。現在、東京大学の研究者と連携し、次世代コンテンツ制作を目指して精力的に開発を行っています。
Ememe公式サイト
プログラムの目的と特徴
『Shochiku Game Accelerator 2025』は、革新的なゲーム体験を提供する企業の成長をサポートすることを目的としています。このプログラムでは、実証実験を通じて技術的な検証を行い、9月24日に予定されているデモデイで中間報告を行います。このイベントでは、選定された企業がもたらす新たなゲームの体験が披露されることになっています。
さらに、プログラムにはスポンサーとしてXsollaが参加しており、ゲーム開発に関する様々な支援を行うことで、開発者がよりスムーズにプロジェクトを進められる環境を提供します。Xsollaは、資金調達やマーケティングなどの面において、非常に心強いパートナーと言えるでしょう。
登録や今後の展望
本プログラムには世界中から応募が寄せられ、アジア37%、ヨーロッパ31%、北米20%の企業が参加しています。これからの実証実験を経て、さらなる成果を上げることが期待されます。また、松竹ベンチャーズは実証実験に対し最大10万ドルの資金提供も行い、企業の成長を徹底的にサポートします。
今後も松竹グループは、ゲーム業界の発展に貢献する取り組みを続けていく予定です。そして、この取り組みが新たなゲーム体験を生み出すきっかけとなることを、心から楽しみにしています。
詳しくは、松竹ベンチャーズの公式ウェブサイトで最新情報を確認してみてください。
公式サイトはこちら