関大万博部とセガが描く新時代のエモジケーション文化

株式会社セガフェイブと関西大学万博部の連携

株式会社セガフェイブは、このたび関西大学の公認学生コミュニティ「関大万博部」との産学連携を発表し、新たなコミュニケーション手法「エモジケーション」を広める取り組みを始動します。この活動は、国際的な交流を促進し、国籍や文化の異なる人々が心を通わせる手段として注目されています。

エモジケーションの意義

「エモジケーション」は、2023年5月に「関大万博部」の「エモプロ」チームによって開発された、絵文字を使った非言語的なコミュニケーション手段です。これにより、言語の壁を越えた交流が可能になり、絵文字の持つビジュアルな特性を活かして、より思いやりのある会話を促進します。2024年12月にはセガフェイブから発売予定の『emojam』が期待されており、このデバイスでは絵文字を用いたメッセージの送受信が行えます。

『emojam』の特長

『emojam』は、絵文字の組み合わせによって相手の気持ちや意図を想像しながら交流を行う、エンターテインメント性の高いデバイスです。これによって、参加者はただのメッセージ以上の体験を得られます。コンセプトは「謎解き」であり、ユーザーは絵文字の並びから意味を考え出すという新しいコミュニケーションの楽しさを体験できます。

日常的なエモジケーションの促進

関大万博部は、大阪万博の開催を見据えて、日常生活の中でエモジケーションを取り入れ、普及させようと努めています。具体的には、SNSを通じた情報発信や様々なイベント企画を通じて、その普及を目指します。例えば、セガフェイブのSNS「セガトイ情報局」では、今後『emojam』やエモジケーションに関する情報やアドバイスが発信される予定です。

関大万博部は積極的なイベント企画を実施

関大万博部は、2025年にコラボイベントを数多く計画しています。主なイベントの一つとして「高槻ミューズキャンパス祭」では、地域住民との交流ワークショップを通じて、エモジケーションを活用したコミュニケーションのダイナミズムを体験できる場を設ける予定です。また、「関大万博フェスタ」では、万博開催に向けた盛り上がりを意識したさまざまな企画が行われる計画です。これにより、関西圏外の人々も万博に触れる機会が提供されることになります。

エモジケーションがもたらす未来

セガフェイブと関大万博部の取り組みを通じて、異文化理解や人と人とのコミュニケーションが円滑化されることを目指しています。さらには、大阪万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」にも寄与し、未来のコミュニケーション文化の新たなスタンダードを築くことが期待されています。絵文字を理解し、利用することで、国を超えたつながりを深める「エモジケーション」が新たな文化となって広がることを願います。

この歴史的な冒険と文化的な挑戦は、今後も随時更新されていきます。この機会に、皆さまも『emojam』を通じて新しいコミュニケーションの世界を体感してみてはいかがでしょうか。