アイザック株式会社がVRゲームスタートアップMyDearest社に出資した背景とは

アイザック株式会社がMyDearest社に出資

2023年、アイザック株式会社は新進気鋭のVRゲームスタートアップであるMyDearest社への出資を発表しました。この出資は、両社のビジョンや価値観が合致したことから実現したものであり、今後の展開に期待が寄せられています。

出資の背景

アイザック株式会社は、「全ての挑戦者が、生涯働きたいと思える場所をつくる」という明確なパーパスのもと、常に新しい挑戦に取り組んでいます。技術やエンターテインメントの枠にとらわれないプロダクト開発に注力するアイザックに対し、MyDearest社は「人生を変えるような物語体験をつくり、届ける」というミッションを掲げ、オリジナルIPのVRゲームを中心に充実したコンテンツを展開しています。

この出資は、VRゲームのフロントランナーであるMyDearest社がさらなる発展を目指す中での強力な協力となります。アイザックは、MyDearest社が「世界を代表する」VRゲームの進化に繋がる活動を続ける姿勢に深く魅了されたことから、出資を決断したと語っています。

出資の意義

アイザックの代表取締役社長である田中和希氏は、MyDearest社との合流について「VRという確実に来る未来に対して素晴らしいポジションを取れているMyDearestさんの株主として一緒になれることを大変嬉しく思います」とコメントしています。この言葉には、未来に対する希望と共に、エモーショナルであると同時にビジネス的な視点が織り交ぜられています。

また、田中氏は「お互い頑張っていければ」と述べており、両社の力を合わせた新たな挑戦が期待されることを示しました。アイザックは、出資を通じて新たな機会を生み出すだけでなく、自社のパーパスを体現する重要な一歩を踏み出したという自負があります。

MyDearest社の実績

これまでMyDearest社は、VRコンテンツとして『東京クロノス』『ALTDEUS: Beyond Chronos』『8番出口VR』『Brazen Blaze』など多くのタイトルをリリースしています。これらの作品は、Quest Storeでのユーザー評価でも高い評価を受けており、国内外でのゲームアワードも受賞しています。特に、MyDearest社の作品は物語性のある体験を提供し、ユーザーの心に深く響く内容が魅力となっています。

さらに昨年には、法人向けにVR/XRコンテンツの制作やソリューションの提供を行う「VRあそび事業部」を立ち上げ、市場ニーズに応じた開発体制の拡張を進めています。これにより、VR領域でさらなる成長を目指す姿勢は、まさに企業の未来を見据えています。

企業概要

- アイザック株式会社

代表者: 代表取締役CEO 田中和希
設立: 2015年12月
所在地: 東京都渋谷区恵比寿西1-10-1 フジワラビルディング 2F
コーポレートサイト: 公式ウェブサイト

- MyDearest株式会社

代表者: 代表取締役CEO 岸上健人
設立: 2016年4月
所在地: 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目7-15ザ・パークレックス日本橋馬喰町 5F
URL: MyDearest公式サイト

このように、アイザック株式会社の出資によるMyDearest社の今後の展開は、VR業界における新たな希望の光となるでしょう。両社の力がどのように融合して新しい価値を創造していくのか、今後の動向が非常に楽しみです。