CES 2026でのROGの革新
2026年1月6日、ASUS(ASUSTeK Computer Inc.)は、米国ネバダ州ラスベガスで開催されたCES 2026において、自社のゲーミングブランドRepublic of Gamers(ROG)から次世代のゲーム体験を革新する数々の新製品を発表しました。このイベントでは、Wi-Fi 8の進化を象徴する「ROG NeoCore」ルーターや、240Hzの先進的なARグラス「ROG XREAL R1」、さらには新開発のゲーミングヘッドセット「ROG Kithara」などが紹介されました。
次世代Wi-Fi 8テクノロジーの発表
本イベントの中心的な製品となったのは、Wi-Fi 8コンセプトのルーター「ROG NeoCore」です。Wi-Fi 8は、低レイテンシーや高信頼性に優れた接続性を提供し、AI駆動のデバイスエコシステムを支える重要な基盤となることが期待されています。具体的には、Wi-Fi 7と比較して中距離スループットは最大2倍向上し、IoTデバイスのカバレッジも増加。P99レイテンシーは最大で6分の1に低減されるとのことです。
ROGは、今回の発表でWi-Fi 8実使用環境を想定したスループットテストも行いました。この結果、新しい技術がゲーミング体験をいかに向上させるかが示され、大きな注目を集めました。ROGのWi-Fi 8ルーターは、ストリーミングやマルチデバイスでのチームプレイにおいて、その性能を最大限に引き出します。
240HzのARゲーミンググラス「ROG XREAL R1」
続いて登場したのが、業界初の240HzマイクロOLED FHD(1920 x 1080)を搭載したARゲーミンググラス「ROG XREAL R1」です。この製品は、57°の視野角を持つことで、視覚的な没入感を一層高め、4メートル先に171インチの仮想スクリーンを投影することが可能です。ROG Control Dockを介してPCやコンソールとの互換性を確保し、加えてBose製の音響も内蔵しているため、ゲーム内での音響体験も向上しました。
このARグラスは、特にゲーミングに特化した設計が施されており、エレクトロクロミック技術を採用することで様々な照明条件でも快適に使用できます。また、ネイティブ3自由度で頭の動きに対応するため、画面の位置や表示オプションも柔軟に設定可能です。
ゲーマー向けの高音質ヘッドセット「ROG Kithara」
そして、ROGがハイエンドオーディオデバイスメーカーHIFIMANと共同開発したゲーミングヘッドセット「ROG Kithara」も発表されました。オープンバックの音響設計を採用し、100mm平面磁界ドライバーによって実現される鮮明で臨場感のあるサウンドは、競技ゲーマーにとって非常に頼りになります。特に、フルバンドMEMSブームマイクが標準装備されているため、ゲーム内でのクリアなコミュニケーションも実現しています。
新感覚のゲーム体験を支える「ROG Falchion Ace 75 HE」
さらに、ROGからは75%レイアウトのゲーミングキーボード「ROG Falchion Ace 75 HE」も発表されました。新しいROG HFX V2マグネティックスイッチと独自に開発されたROGホールセンサーを搭載し、高いキー入力精度を実現します。超高速な8000Hzポーリングレートにより、キー入力の反応も極めてスムーズです。
この製品は、持ち運びに便利なキャリーケースが付属しており、さまざまなシーンでの使用が可能です。日本では2026年2月頃に発売予定ということなので、国内のゲーマーも楽しみにしていることでしょう。
結論
ASUSのROGは、CES 2026で今後のゲーミング体験を一新する革新製品を多数発表しました。これらの製品は、技術の進化を体感できるものばかりで、グローバル市場向けに展開されることになります。今後もROGの取り組みから目が離せません。これからのゲーミングやeスポーツの未来が、これらの技術によってどのように進化していくのか期待が高まります。