GeekOutと住友商事の資本業務提携
GeekOut株式会社は、生活者に新たな体験価値を提供するため、住友商事株式会社との資本業務提携契約を締結しました。この提携により、両社はRobloxプラットフォームを利用したコンテンツおよびリテイル関連ビジネスを展開し、イマーシブメディアを活用した新しい体験の創造に取り組みます。
提携の背景と目的
GeekOutは、Robloxにおけるコンテンツ企画や開発を行い、日本のIPやブランドがクリエイターエコノミーに参入する機会を提供してきました。今回、住友商事がパートナーとなることで、両社の強みを融合し、さらに広範なビジネスチャンスを推進する狙いがあります。住友商事は、消費者の多様な価値観を捉えたリテイル関連事業を展開しており、Robloxという新しいマーケットに注目しています。
住友商事の役割
住友商事は、メタバースにおける新しい購買体験や教育サービスを提供することで、Roblox上でのユーザー体験を豊かにすることを目指しています。また、同社は「Omochi Studio」という名称でコンテンツ制作を行い、すでに3億回以上の訪問を誇る成功を収めています。新たな提携により、GeekOutのクリエイターコミュニティと生活者目線での事業開発を融合させ、イマーシブメディアを活用した新たなコマース体験の実現を目指します。
提供する新しい体験
1.
Robloxとリアル店舗の連携
新たな購買体験を提供するため、Roblox内のコンテンツと実店舗の連携を強化し、アバターアイテムと実商品を同時に展開する販売促進施策を実施します。
2.
クリエイター向け商品販売ソリューション
Roblox発のキャラクターを利用した商品のグッズ化により、生活者に届ける仕組みを構築します。
3.
デジタルファッション事業
Robloxを通じて、ユーザーにデジタルファッションやサービスを提供し、新たなライフスタイルを提案します。
両社のコメント
住友商事の次世代リテイルユニット長である今村真也氏は、GeekOutとの提携を心から歓迎し、Robloxを舞台にしたさまざまな事業を展開する意欲を示しています。一方、GeekOutの代表取締役田中創一朗氏も、住友商事の生活者視点とRobloxクリエイターの創造力が結びつくことで新しいビジネスの可能性が広がると期待しています。
GeekOutについて
GeekOutは2022年に設立され、Robloxを中心としたイマーシブメディア事業を展開しています。同社の目指すビジョンは、次世代のエンタメ体験を創造することです。公式HPは
こちらです。本提携により、新たなビジネスチャンスが生まれ、次世代の体験価値がさらに進化していくことが期待されます。