映画『Sky ふたつの灯火 - 前篇 -』特別試写会レポート
2025年8月8日、日本での劇場公開を控えた映画『Sky ふたつの灯火 - 前篇 -』の特別試写会が、池袋HUMAXシネマズで開催されました。このイベントには、劇中ナレーションを担当する声優の梶裕貴さん、エンドソングを手掛けたコトリンゴさんが登壇し、ファンとの交流が深まりました。
thatgamecompanyが制作したこの作品は、ゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』の物語を基にしており、アニメーションで新しく命を吹き込まれたものです。物語は、異なる時代に生きる二人の子どもたちの運命を描きながら、「悲しみ」「癒し」「許し」といったテーマを視覚的に表現することに挑戦しています。
特別試写会の内容
試写会では、最初に梶裕貴さんとコトリンゴさんによるトークセッションが行われました。梶さんは、言葉を使わない作品である『Sky』がアニメーションとしてどのように表現されるか心配していたものの、その空気感が見事に再現されたことに感動したと語りました。また、彼は自身のゲームへの愛を込めてナレーションを務めたことに触れ、「作品の世界観を壊さないように心掛けました」と述べました。
コトリンゴさんも、映像に合った音楽を作り上げることを心がけ、観客が作品を楽しんだ後に心に余韻を残せるようにしたとコメントしました。彼女の音楽が物語を包み込む役割を果たすことを期待しています。
特別試写会では、映画の本編に加え、メイキング映像も上映され、作品の裏側に少し触れることもできました。その後、thatgamecompanyクリエイティブ・ディレクターのジェノヴァ・チェン氏を含む制作チームが登壇し、作品に込めた思いや制作について述べる貴重な機会もありました。彼は、「皆様の応援がこの場に立てる理由です」と感謝の意を表し、完成形に向けた制作の道のりを振り返りました。
共に盛り上がるファン交流
試写会後には、特別に装飾されたブースで記念撮影を楽しむファンたちの姿も見られ、形だけでなく心でも作品に没頭する瞬間を感じることができました。参加者同士が交流し、作品の感想などを語り合う姿は、ファンの熱意が伺えました。
あらすじ
『Sky ふたつの灯火 - 前篇 -』は、結晶化する病に蝕まれる世界を舞台に、孤児として逞しく生きる1人の子どもが登場します。傷ついた“小さな光のマナティ”との出会いを通じて、様々な経験を重ね成長していく物語が展開されます。本作は友情と勇気の大切さを描き、視覚と感情に訴える手法で観客を魅了する作品に仕上がっています。
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終わりに
『Sky ふたつの灯火 - 前篇 -』は、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』の世界観を引き継ぎながら、観客に深い感動を与える作品です。本作の公開が待ち遠しいですね。