小学生をターゲットにした『キッズ館』が2025年にオープン
ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社は、最新のメタバース商業施設『そらのうえショッピングモール』に新たに小中学生向けの『キッズ館』を2025年8月21日にオープンすることを発表しました。これは、子供たちが自由に集まり、遊びながら学べる空間を提供するための取り組みとして注目を浴びています。
オープニングの背景
『そらのうえショッピングモール』は元々20代~30代のZ世代をメインにターゲットにしていましたが、次第に小学生たちがモール内に集まる姿が見受けられ、彼らが楽しむ様子がスタッフの間で話題になっていました。チャットやボイスチャットを通じて他のユーザーと交流する様子は、まるでリアルの公園や遊び場にいるかのようでした。
具体的には、朝の会議中に子供たちが話題に加わったり、友達と待ち合わせして遊ぶ光景が見られ、自由なコミュニケーションが展開されているのです。
小学生向けの必要性
近年、小学生は放課後や休暇中に友達と遊ぶ機会が減少しています。公園や空地での遊びが難しくなり、オンラインでつながることが主な手段になっています。『キッズ館』は、そんな子供たちのために、安全な遊び場を提供したいという思いから生まれました。
スタッフは、子どもたちが安心して遊べる環境を整えるため、監視体制や個人情報の取り扱いについても調整を行っています。たとえば、特定のパスワードでのアクセス制限や、私服の警備スタッフを配置することで、子供たちがトラブルに巻き込まれないよう配慮しています。
遊びだけでなく学びも
『キッズ館』は、単なる遊び場にとどまらず、学びの場としても機能します。地下1階には、水中の酸素がなくなる前に地上に戻ることを目指す迷路が用意され、2階には身体を動かすアクティブなアクティビティが展開されます。さらに、3階ではクイズやボードゲームを楽しむことで、少し考えながら遊ぶことができます。
また、将来的には出版社や学習塾と協力して、図書館や英会話教室、さらには職業体験の場も設ける予定です。子供たちがメタバースを通じてさまざまなスキルを学び、新しい社会を創造する手助けをすることを目指しています。
そらのうえショッピングモールとは
本施設は、スマートフォンやパソコンからアプリなしでアクセスでき、アバターを操作して様々な活動を楽しむことができるメタバース商業施設です。キャラクターショップやユニークな店舗が集まり、多種多様な体験が展開されています。
ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社
ベネリックは、IT技術を活用した新たな商品やサービスの企画・運営を手がけています。今後も子供たちの未来に貢献できるよう、魅力的な施設を提供していくことを目的としています。『そらのうえショッピングモール』の詳細は公式サイトで確認できます。
新たに開設される『キッズ館』が、持続可能な遊びの場となり、子供たちが楽しく成長できる場所になることを期待しています。