KADOKAWAとGMOペパボが手を組む新たなクリエイター支援施策
2025年1月29日、GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社とKADOKAWAが新たにクリエイター支援施策を発表しました。これにより、GMOペパボが提供するオリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」に、KADOKAWAの提供する「CSP(クリエイターサポートプログラム)」が連携。特にYouTubeクリエイターに向けた支援が充実することが期待されています。
クリエイター支援の詳細
「CSP」に登録しているYouTubeクリエイターは、「SUZURI」を通じたオリジナルグッズの作成時に、無償でサンプルが提供されるほか、プロのイラストレーターとのマッチングや、ショップに「認証バッジ」が付与されるサポートを受けられます。この支援は、クリエイターの創作活動の幅を広げ、視聴者とのエンゲージメントを深めることを目的としています。
CSPとは何か?
クリエイターサポートプログラム(CSP)は、KADOKAWAが提供する、クリエイターが著作物を利用したり、二次利用を促進したりするためのシステムです。これにより、クリエイターは権利者として収益を得ることができ、作成したコンテンツを広く発信することが可能になります。このプログラムは600以上のYouTubeチャンネルで活用され、登録者数は6,000万人を超えているため、その影響力は計り知れません。
SUZURIの特長
「SUZURI byGMOペパボ」は、クリエイターが画像をアップロードするだけで、50以上のアイテムを簡単に作成・販売できるプラットフォームです。このサービスは「つくるは自由だ」というタグラインを掲げており、デジタルコンテンツの販売やコミッション機能の提供を行い、クリエイターが創作を楽しめる環境を提供しています。また、Youtubeリーチを拡大できる『YouTube ショッピング』機能にも対応しており、クリエイターのグッズ販売の効率を高めます。
今後の展望
GMOペパボとKADOKAWAはこの連携を通じて、クリエイターと視聴者とのより良い関係を構築し、これまでの枠を超えた新たな表現の場を創出することを目指しています。クリエイターは自分のブランドを育てながら、独自の作品をファンに届けることができ、その結果、収益の拡大も期待されます。
この新しい取り組みが、クリエイターとファンとの関係をどのように変えていくのか、今後が非常に楽しみな展開です。