菊川工業と市川工業高校の新たなコラボレーション
建築物の内外装を手がける菊川工業株式会社は、千葉県の市川工業高校インテリア科との協力により、特別な卒業制作の取り組みを実施しました。このコラボレーションは、生徒たちが様々なデジタルコンテンツを制作するというもので、技術や企業の理解を深めることを目的としています。2026年3月5日には市川工業高校で報告会が開催され、生徒たちが1年間の成果を披露し、菊川工業から感謝状を受け取りました。
卒業制作の背景
市川工業高校のインテリア科では、3年生のカリキュラムの一環として、卒業制作における課題研究が組まれています。学生たちは1年間を通じて、菊川工業の取り組みや技術を深く学びながら、創造的な作品の制作に挑戦しました。今回のプロジェクトには、特に情報コースの生徒4名が参加し、菊川との密接な連携を保ちながら作品を完成させました。
報告会では、菊川の施工事例や技術に基づいて考案された4つの作品が発表されました。これらの作品は、菊川の業務を題材にしつつも、生徒たちが自身の視点から工夫を凝らしたものです。具体的には、以下の4つのゲームが生み出されました。
1.
施工事例カードゲーム
菊川の施工事例を楽しみながら学べるオリジナルのカードゲーム。新入社員の研修でも活用できる内容です。
2.
ビジネスマナー診断ゲーム
電話応対や敬語の使い方をクイズ形式で学べるオンラインゲームで、新社会人としての基礎を学ぶのに役立ちます。
3.
営業職の一日体験ゲーム
菊川の営業職を体験できるストーリー形式のゲーム。就職希望者が営業の仕事を理解する助けになります。
4.
レーザー溶接機VR体験
ロボット型のレーザー溶接機の動きをVRで体験できることで、通常の機械では得られない体験が可能となります。
コラボレーションの意義
菊川工業はオーダーメイド建材の製作を手がけており、採用活動や新人教育において企業の業務内容が理解されにくいという課題を抱えていました。この問題を解決するために、市川工業高校とのコラボレーションの実施が決定されました。生徒たちは、菊川のWebサイトの情報や企業訪問を通じて、豊富なデータを収集し、試作段階の作品を社員に試してもらうことで、制作の質を高めることができました。
成果と今後の展望
生徒たちによって制作された各ゲームは、実際の採用活動や社内研修に役立てられるところであり、就職希望者や新入社員への企業理解を深めるツールとして活用されていく予定です。菊川工業は、今後も工業高校生との交流を通じて、ものづくりの人材育成に貢献していく方針です。将来的には、これらの作品を更に進化させ、多くの学生にさらなる学びの機会を提供していくことが期待されます。
このコラボレーションによって築かれた絆が、未来のものづくりを支える若者たちの成長へとつながることを願っています。