eスポーツと環境保護が融合した『eスポGOMI in 栃木』の盛況な開催

eスポGOMI in 栃木の開催概要

2025年2月24日、栃木県宇都宮市のオリオンスクエアにおいて、eスポーツとごみ拾いを組み合わせた新しい形のイベント『eスポGOMI in 栃木』が開催されました。このイベントは、一般社団法人SOCIAL GOOD ENTERTAINMENTや、他の団体と共催される形で行われ、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されたものです。

イベントの詳細

- 日程: 2025年2月24日（月・祝）13:00～16:00（受付開始12:30）
- 開催場所: オリオンスクエア（宇都宮市江野町8番3号）
- 参加人数: 12チーム（36名）

イベントは非常に好天に恵まれ、地元住民や観光客から見守られる中で行われました。各チームはごみ拾いを通じて得たポイント数が勝敗を決定するため、熱戦が繰り広げられました。

優勝チームは「プリキュアチーム」！

この大会において、優勝を収めたのは「プリキュアチーム」。彼らは、合計5.79kgのごみを拾い、708ポイントを獲得しました。前半戦では3kg以上のごみを収集し、その後も後半戦での活躍により、準優勝とのポイント差は202ポイントという圧倒的な結果でした。チームのコメントを引用すると、「合理的に役割分担をしながらごみを拾いました。今後もごみがあれば積極的に拾いたいと思います」と述べています。

ゲーム大会の盛況

また、このイベントの魅力の一つが、ごみ拾いの合間に行われる「ゲーム大会」です。今回は「ぷよぷよeスポーツ」を利用し、幅広い年齢層が参加しました。中でも9歳の少年が記録した最大連鎖数「10連鎖」は会場を沸かせました。彼は普段から家族全員でぷよぷよを楽しむそうで、その真剣な表情が印象的でした。さらに、好成績を収めた上位3チームには、後半戦のごみ拾いを有利に進められるアイテム（トング）がプレゼントされました。

素晴らしい成果

当日は、参加者たち全員が協力し、合計で16.901kgのごみを回収する大きな成果を上げました。会場周辺は一見きれいに見えますが、よく見るとペットボトルや空き缶などが点在しており、参加者達はその中からごみを見つけ出す姿が印象的でした。

学びと未来への展望

今回のeスポGOMI in 栃木の実施について、主催者は「地域の支えと協力があったからこそ成功しました。今後も、環境保護活動の一環として多くの方々に参加してもらえるような機会を設けていきたい」とコメントしています。

eスポGOMIとは？

eスポGOMIは、日本発祥の全く新しい形の環境保全活動です。ごみ拾いという行為にスポーツの要素を取り入れた「スポGOMI」と、eスポーツを融合させています。持続可能な社会の実現には、環境問題の意識を高めながら、幅広い人々の参加が不可欠です。eスポGOMIは、そうした活動を楽しく、競技的に実施することで、多くの人々に参加を促すことを目指しています。今後の展開にも注目です。