フリューの『動的ビジョン』の10年を振り返る
フリュー株式会社が掲げる企業理念『動的ビジョン』がスタートから10周年を迎えました。この理念は「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」という目標のもと、社員一人ひとりが自らの夢を実現するための道筋を描くものです。社員は自分の意志(Will)を出発点とし、できること(Can)と会社からの期待(Must)を重ね合わせることで、どのような行動をするべきか(Shall)を見出していきます。これはフリュー独自のアプローチであり、社員のモチベーション向上に寄与しています。
フリューの企業理念の背景
この『動的ビジョン』の考え方は、2007年に創業者・田坂吉朗によって提唱されました。個人のビジョンに真剣に取り組むことで、自身の成長を実感し、仕事の楽しさを見出せるはずという信念が基盤です。2015年に東証一部へ上場した際に、この理念は企業の根幹ともいえる重要なフレームワークとして位置づけられました。以来、従業員の意識改革やモチベーション向上のための手法として、「1on1」スタイルの対話も導入され、多くの社員がその恩恵を受けています。
社内推進活動の変遷
創業当初から、フリューでは対面での対話が重視されていました。全社員参加の合宿などもありましたが、コロナ禍の影響で一時中断を余儀なくされました。しかし、経営陣は『動的ビジョン』が企業の成長に欠かせない要素と考え、活動の形を見直しました。これにより、新たに「動的ビジョンWeek」という、各部門で実施する取り組みが導入され、現在も継続的に行われています。
2025年度には、7月にこの取り組みが行われ、社員の約73%が活動を有益と感じ、約70%が今後のキャリア開発に生かしたいと回答しています。この結果は、企業の理念が確実に浸透している証拠といえるでしょう。
今後の展望
フリューはこれからも、多様な働き方に柔軟に対応しつつ、『動的ビジョン』を推進していく考えです。社員一人ひとりが含まれる形でビジョンを描き合い、互いの気持ちを認め合うことにより、フリュー全体として成長していく姿勢を貫いていきます。社員の働きがいを尊重し、企業としても成長を目指す。これがフリューの目指す理想の姿です。
フリュー株式会社とは
フリュー株式会社は、2007年に設立され、キャラクター商品やプリントシール機、ゲーム・アプリなど、多様なエンターテインメント事業を展開しています。企業の理念をもとに、ステークホルダーに向けて心豊かな日常“Precious days”を提供することを目指しています。2015年には東証一部上場、そして2022年にはプライム市場に移行し、更なる成長を遂げています。
ホームページ:
フリュー株式会社コーポレートサイト
『動的ビジョン』はフリュー株式会社の商標であり、他社の商標やサービス名もそれぞれの権利があります。