中学生向け金融教育ゲーム実施の成果に見る未来のキャリア形成

昨今、金融リテラシーが求められる中、ブロードマインド株式会社は中学生に向けた金融およびキャリア教育授業を行いました。2025年2月13日、枚方市立長尾中学校で110名の中学3年生が参加。カードゲームを用いた授業は、参加者にとって新たな視点で人生を考えるきっかけとなりました。

出前授業の概要

授業は第1部と第2部に分かれ、まずは全学年でのカードゲームを通じて人生のシミュレーションを行いました。このゲームでは、参加者が「自分らしい人生」を描く中で、限られた資源（時間とお金）をどう使うかを学びます。その中で、大切なのは単にお金を稼ぐことではなく、個々の目標に向かって資源をどのように最適化するかです。

第1部: ライフプロデュース

このプログラムでは、自らの夢や目標を意識しながら、仮想のライフプランを立てていきます。生徒たちは、どのように様々な選択肢が将来に影響を与えるかを体験し、計画することの重要性を理解することが目的です。

第2部: お金とキャリア

続く第2部では、「お金」と「キャリア」の関係を掘り下げる授業が展開されました。参加者は、後悔のない人生を送るために資本主義の仕組みを理解し、具体的に自分自身がどう行動することが求められるかを学びました。授業では、成功するために必要な3つの心得や自分をどう育てるかについても触れられました。

生徒の声

このプログラムに参加した生徒たちからは、様々な感想が寄せられました。ある生徒は「三日坊主でも続けることを目指して努力しよう」と話し、また別の生徒は「人生は一度しかないから選択は慎重にしたい」と述べました。ゲームを通じて、自身の選択が未来にどのように影響するかを理解したことが窺えます。

また、中には「ゲームはやり直せるが、人生はやり直せない」という考えに共感し、選択の重要性を再認識した生徒もいました。このように、授業を受けた学生たちは将来の自己形成に向けて具体的なステップを踏む気持ちを抱いていることが感じられました。

講師の紹介

講義はブロードマインドの長谷川孝次シニアマネジャーが担当。彼は新卒で同社に入社後、コンサルティングや教育に携わり、金融教育コンテンツの開発に注力しています。彼の知識と経験が學生たちに印象を与え、より深い理解を助けたことでしょう。

企業紹介

ブロードマインド株式会社は「金融の力を解き放つ」を掲げ、金融教育や生活に役立つサービスを提供しています。提供されるプログラムは、単に知識を伝えるのではなく、実生活において役立つスキルを身に付けさせようとするものです。

このような金融教育プログラムの実施を通じて、ブロードマインドは未来の世代がより豊かな生活を送れることを目指しています。今後も、学校教育との連携を深めていくことで、学生たちの可能性を広げていくことに期待が寄せられます。