『NO LAW』の舞台、オープンワールド都市「Port Desire」
2026年6月、米国シカゴで開催されたゲーム開発者向けイベント「Unreal Fest Chicago 2026」。この場で、KRAFTONのクリエイティブスタジオ「Neon Giant」が新作『NO LAW』についての講演を行いました。この講演では、本作の舞台となるオープンワールド都市「Port Desire(ポート・ディザイア)」の開発技術に焦点を当て、その革新性と挑戦を語りました。
オープンワールドの新たな理解
このセッションには、Neon Giantの共同創業者でクリエイティブディレクターのTor Frickが登壇し、20名ほどのベテラン開発者から成るスタジオが掲げる「Density Over Scale(規模を超える密度)」の理念を紹介しました。従来の大規模なマップではなく、詳細に作り込まれた高密度オープンワールドの構築に挑戦する姿勢が際立ちます。
Unreal Engine 5の活用
「Port Desire」の開発には、引き続きUnreal Engine 5の最新技術が駆使されています。特筆すべきは以下の要素です:
- - Nanite:膨大なオブジェクト数を扱いながら高精細な都市表現を実現し、パフォーマンスを維持。
- - Lumen / MegaLights:リアルタイムで動作する数百の光源が、動的なライティングや天候変化を可能に。
- - Mass Framework / MetaHuman:3,000人以上のNPCが登場し、リアルな生活感や多様な群衆行動が表現されています。
これらの機能によって、より臨場感のあるゲーム体験が提供されると共に、プレイヤーはその世界により深く没入できる環境が整います。
環境がゲームに影響を与える仕組み
講演の途中、開発チームは都市環境そのものがゲームプレイに影響を与える新たな仕組みについても紹介しました。街灯を破壊することで、そのエリアが暗闇に包まれ、敵キャラクターは光や音に応じて異なる行動を取ります。これにより、プレイヤーの行動によって環境が変化し、よりダイナミックなゲームプレイが実現します。
また、プロシージャル生成技術や物理シミュレーション技術を駆使することで、環境破壊や粒子効果がリアルタイムで応答し、常に新しい発見があるゲーム世界が築かれています。
Tor Frick氏のコメント
Frick氏は「Unreal Engine 5の最新技術を活用することで、これまで技術的な制約に捕われることなく理想の世界を作り上げられるようになった。プレイヤーに「Port Desire」を実際に探検してもらう日を楽しみにしている」と語り、ゲーム開発の情熱を語りました。
最新情報と映像発表
「Unreal Fest Chicago 2026」での発表のアーカイブや、『NO LAW』の開発の舞台裏を描いた映像『World Dev Diary』も公開されており、プレイヤーの期待が高まっています。
シングルプレイ型シューティングゲーム
『NO LAW』は、サイバーノワール都市「Port Desire」を舞台にした、没入感の高いシングルプレイ型オープンワールドシューティングゲームです。プレイヤーは元軍人の「Grey Harker」として、ステルスや正面突破等の戦術を駆使しミッションに挑むことになります。本作はPC、PS5、Xbox Series X|S向けに開発が進められています。
公式チャンネル
さらなる詳細や最新情報は、公式サイトや各プラットフォームページで確認できます:
Neon Giantについて
Neon Giantは2018年に設立された独立系ゲームスタジオで、スタイリッシュでプレイヤー中心のアクションゲームに注力しています。本作を手掛けるチームは、その高いクオリティで注目を集めており、未来の展望が期待されています。詳しくは公式ページをご覧ください。
KRAFTONについて
KRAFTONは、様々なスタジオが集うクリエイティブな組織で、ゲームの楽しさを革新し続けています。未来のゲーム産業の可能性を広げるため、新技術を駆使した挑戦を続けているKRAFTONに今後も注目です。