愛媛県松山市で新たな『ザ・ウォーキング・デッド』体験
愛媛県松山市を舞台に、人気シリーズ『ザ・ウォーキング・デッド ユニバース』(TWDU)とFortniteが組み合わさった新しいゲームが登場します。このゲームは、世界中で人気を誇るフォートナイトのプラットフォーム上で2025年5月31日にリリースされる予定です。本作では、愛媛の実際の街並みを元にした世界と、TWDUの終末的なテーマを絡めた独自のサバイバルアクション体験を提供します。
松山市をリアルに再現
新しいゲームは、国土交通省の「PLATEAU」プロジェクトが提供する3Dデータを活用して、松山市駅周辺の街並みを忠実に再現しています。地元の人なら誰もが知っている観覧車「くるりん」など、松山市の名所が未来の終末世界に調和し、プレイヤーたちに鋭い印象を与えます。そして、TWDUのアイコン的キャラクター「ニーガン」も登場し、ウォーカーたちと共に壮大な物語が展開されます。
このゲームプレイの中で、プレイヤーは生存をかけて襲撃から逃れたり、アイテムを収集したり、さまざまなミッションをクリアしていくことが求められます。TWDUの物語が実際の日本の都市で繰り広げられるのは本作が初めての試みであり、これまでにない没入体験を可能にしています。
地元との連携と地域活性化
今回のゲーム制作は、伊予鉄グループや地域のeスポーツチーム「WEB BACCA」、河原デザイン・アート専門学校との協力のもと行われています。地域資源とグローバルなコンテンツを結び付けることで、松山の魅力を世界に向けて発信することを目的としています。このプロジェクトは、地域の活性化、若者の人材育成、観光促進につながる施策として注目されています。
ゲームのリリースに向けて、地元の商店街で行われる「土曜夜市」とのコラボレーションイベントも計画中です。リアルなゲーム体験会やeスポーツのブース設置を通じて、地域の人々や観光客と直接触れ合う機会を提供します。
今後の展望
教育機関との連携を重視し、河原デザイン・アート専門学校では新たにeスポーツ学科が設立される予定です。教育現場での実践機会としても活用され、地元の若者たちがデジタルスキルを習得する場ともなるでしょう。
今後、定期的なeスポーツ大会や松山の新たな地域コラボコンテンツの企画も予定されており、愛媛から世界へ発信するメタバースとeスポーツの拠点になることを目指しています。本作の詳細は、Fortniteのマップコード9464-9867-9219や、ゲーム紹介トレーラーをご覧いただくことで、更に深く理解できます。
まとめ
『ザ・ウォーキング・デッド ユニバース』とFortniteが融合したこの新しいゲームは、愛媛県松山市の実際の風景を体験できる貴重な機会です。このプロジェクトによって、地域活性化と若年層育成が進められる中、サバイバルアクションゲームとしての新しい楽しさが広がっていくでしょう。これからの展開に注目し、ぜひ楽しみにしていてください。