親子で楽しむドローン体験
2025-08-30 13:37:19

神戸ポートピアホテルでの初のペーパークラフトドローン体験会で親子の探究心を育む

親子で楽しむ新しい学びの場、神戸ポートピアホテル



2025年8月20日、水曜日、神戸ポートピアホテルで「ペーパークラフトドローン COCODRONE」を利用した親子向けの体験教室が開かれ、日本初の試みが話題を呼びました。このユニークなイベントは、猛暑による外遊びの制限の中で、親子が楽しめる新しい夏休みの思い出を作ることを目的としていました。

体験会の詳細


主催となったのは神戸ポートピアホテルで、講師としては、株式会社Binarity Bridgeと株式会社ReActが参加しました。この体験教室は午前と午後の2部制で、計15組の親子が参加しました。参加者からは非常に高い満足度が寄せられており、今後の教育現場での活用にも期待が寄せられています。

教育のバックグラウンド


近年、地球温暖化の影響により、子どもたちの屋外での遊びの機会が減少しています。神戸ポートピアホテルでは「夏休みの特別な思い出を子どもたちに届ける」という理念の下、様々なイベントを実施しています。ドローンは、エンターテイメントだけでなく、建設や農業、災害救助など多様な分野での活用が進んでいる中、子どもたちがこれに触れる機会は限られています。このため、同ホテルでは数年前からドローン体験を実施しており、今回の体験会では「作る」工程を取り入れることで、より深い学びを目指しました。

「COCODRONE(ココドローン)」の特長


体験会で使用された「COCODRONE」は、30種類以上の紙製機体を自由に組み立てることができるSTEAM教育教材です。この教材の利点は、100g未満の軽量で簡単に組み立てられ、環境に優しい紙素材でできていることです。高度の維持や360度の回転といった本格的な飛行機能を備え、多様なデザインが文化的教育にも寄与しています。韓国では既に多くの教育機関で導入されており、多くの子どもたちがこの体験を楽しんでいます。

参加者の声


参加者の中からは、「自分で作ったドローンが飛ぶ姿に感動しました!」という声や、「2時間も真剣に取り組み、自由研究にも活用できそうです」といった感想が寄せられました。組み立てがうまくいかなかったことが、逆に「深い学びになりました」というコメントもあり、参加者の満足度の高さが伺えます。特に子どもたちが自ら考え、挑戦する姿勢が見られたことは、教育的な観点からも大きな成果です。

講師のコメント


神戸ポートピアホテルでクラフトドローンの講師を務める株式会社ReActの木村代表は、「ペーパークラフトドローンのように‘作る・飛ばす・学ぶ’を一体化した教材は、子どもの探究心を刺激しやすい」と話しました。組み立てを通じて論理的思考力や空間認識力を育むことができ、飛行体験では挑戦の意欲や達成感を得られるため、非常に有効な教育方法であると述べています。

今後の展望


神戸ポートピアホテルは今後も「サロン・ド・ポートピア」を通じ、多彩な体験型イベントを継続的に実施していく計画です。Binarity Bridgeは、日本独自のデザインや教材の開発、ドローン大会の企画を考えており、より多くの子どもたちにドローンやプログラミングの学びの環境を提供することを目指しています。また、教育機関やイベント会社とのパートナーシップを募集しており、今後の普及に向けてさらなるネットワークを広げる意向です。

参加者の探究心を育み、夏休みの一つとしても素晴らしい思い出となったこの体験会は、これからの教育の在り方を示唆する重要なイベントとなることでしょう。


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