ダーツの成長とZ世代
2025-06-27 10:35:30

ダーツ人口は693万人!特にZ世代の活躍と女性比率の増加に注目

ダーツ人口は693万人!特にZ世代の活躍と女性比率の増加に注目



セガサミーグループの株式会社ダーツライブが実施した最新の調査によると、過去1年以内にダーツを楽しんだ日本人の人口は693万人と推定されています。これは、日本人の約18人に1人がダーツをプレイした計算になります。このデータは調査開始以来右肩上がりの成長を見せており、2022年の522万人から2023年は595万人、2024年には650万人と増加。 ダーツの人気が高まっているのを実感できます。

ダーツを楽しむプレイヤーの中で、特に興味深いのが女性の参加割合です。693万人のうち約243万人、つまり35%が女性という結果が出ており、これはこれまでの調査の中で最高の女性比率となります。これにより、ダーツが男女問わず多くの人々に楽しまれていることが分かります。

Z世代がボリュームゾーン



さらに年齢層を詳しく見てみると、ダーツを楽しむ人々の中で最も多い年齢層は20歳から24歳の間で全体の21%を占めています。次いで15歳から19歳が19.4%と、特にZ世代が中心的な役割を果たしていることが明らかです。これは昨年の結果とも一致しており、若い世代が継続してダーツを楽しむ傾向にあることが伺えます。

さらに、ダーツ経験者の女性に限って見ると、60.9%が10代から20代であるのに対し、男性経験者は52.5%が同じ年代層でした。このように、女性のダーツプレイヤーが若い世代で多いことも興味深い要素の一つです。

ダーツのイメージと参加動機



ダーツのイメージについても調査されており、プレイ経験のない人々は「大人向け」「集中力がいる」といった回答が目立つ一方で、経験者は「みんなで楽しめる」「誰でも楽しめる」といったポジティブなイメージを持つことが分かりました。このように、ダーツのイメージは参加経験の有無によって大きく変わることが示唆されています。

ダーツフェスの盛況とZ世代へのアプローチ



ダーツ市場の活性化は、様々な取り組みも生み出しています。毎年開催されるダーツフェスでは、昨年度初めて開催者の人数が1万人を突破しました。会場には、若者たちがコスチュームをまとって楽しみ、グループで盛り上がる様子が見られました。また、Z世代をターゲットにしたVTuberや人気クリエイターとのコラボレーションも行われており、これが若者たちをダーツの世界に引き込むきっかけとなっています。

生涯スポーツとしてのダーツ



株式会社ダーツライブは、「スポーツダーツプロジェクト」を通じて、ダーツを単なる遊びではなく生涯スポーツとして広める取り組みを行っています。地域イベントや学校でのダーツ体験を促進し、ダーツ部の設立を支援。中でも昨年開催したU-12部門の競技大会では、若い選手が優勝するシーンがあり、今後のダーツ界に新たな可能性を提示しています。

ダーツ店舗の検索が簡単に!



さらに「ダーツライブサーチ」というサービスでは、全国約3,000店舗の情報が集約されており、ダーツをプレイできるお店を簡単に見つけることができます。利用者のニーズに応じて、初心者歓迎の店舗や子連れで行けるお店などを探し出すことが可能です。これにより、ダーツの普及がさらに進むことが期待されます。

ダーツは今や多様な層に支持されているスポーツであり、特に若い世代や女性の参入が市場を賑わせています。今後の展開にも期待が高まります。


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