福岡大学がメタバースに新たな挑戦を展開
日本初の試み
福岡大学と木村情報技術株式会社が共同で進められているメタバースプロジェクトは、1月31日(金)に公開されました。これまでになかった形で日本全国で初めて、約45個分の広さを持つ福岡大学のキャンパスを丸ごとメタバース空間に再現するという壮大な取り組みです。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、2024年に福岡大学が創立90周年を迎えることを記念して計画されたもので、2024年の創立100周年を見据えた未来を見越した試みでもあります。このメタバースキャンパスは「フォートナイト」をプラットフォームとして利用し、訪問者が自由に探索できる空間となっているのです。
誰でも楽しめる環境
このメタバースキャンパスには、在校生や卒業生はもちろん、今後福岡大学の受験を考える学生やそのご父母にも体験していただきたいと考えられています。半導体に関する学びを楽しく実施できるゲームも用意され、学術と遊びが融合した新感覚のキャンパス体験が可能です。
メタバースキャンパスへのアクセス方法
福岡大学のメタバースキャンパスは2025年1月31日(木)に公開され、そのアクセスには特定のティザー動画や島コードを使用します。公式サイトや各種リンクを通じて、訪問者は簡単にキャンパスにアクセスし、デジタル空間での福岡大学の魅力を体験できます。
メタバースキャンパスの見どころ
1. リアルなキャンパス再現
福岡大学のキャンパスは西日本最大級の私立大学であり、その広大さは圧巻です。このプロジェクトでは、そのスケール感をゲーム内でリアルに体験することができます。
2. 60周年記念館(ヘリオスホール)の再現
メタバース内では、槇文彦氏が設計した著名な建築物もリアルに再現されています。訪問者はこの素晴らしい建物の中に入り、学びを深めることができます。
3. 半導体学習用ゲームコンテンツ
半導体に興味を持つ学生のために、教授監修のもとで開発されたゲームが用意されています。具体的には、スマホを分解する映像を通じて、その構造を学ぶことができ、教育的視点も取り入れたコンテンツです。
福岡大学の教育理念
このメタバースキャンパスは、単なるエンターテインメントの域を超え、新しい学びの場としての役割を果たし、多様なバックグラウンドを持つ若者たちに福岡大学の魅力を発信します。福岡大学は未来に向け、多くの学生に親しまれる場として成長し続けることを目指しています。
広がる可能性
木村情報技術は「always new idea」をモットーに、この取り組みを通じてリアルなオープンキャンパスをデジタル空間で楽しめるようにしました。これにより、どこにいても福岡大学の魅力を体験できる機会を提供し、国内外の学生に対するアピールを強化しています。このメタバースプロジェクトがどのように進化していくのか、今後が楽しみです。